ゴルフ距離計の中でも特に人気が高いのが「ブッシュネル」と「ニコン」。しかし、性能や価格帯に差があるため、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
この記事では、それぞれの特徴、メリット・デメリット、人気モデルを徹底比較し解説していきます。
結論・・・精度と速さを求めるならブッシュネル、手ブレ補正と見やすさを重視するならニコンがおすすめ💡
▼ブッシュネル人気NO.1

▼ニコン人気NO.1

ブッシュネルとニコンを徹底比較
それぞれのメリット・デメリット
ブッシュネル
▲デメリット
- ニコンと比較して手ブレ補正機能が弱い
- 高価格帯のモデルが多い
- 機種によってはやや大きくて重い
🔴メリット
- 計測速度が速い
- 高い精度と信頼性
- プロゴルファーの使用率が高い
- 計測完了を視覚的に確認可能
- 「打つべき推奨距離」と「高低差の角度(傾斜角度)」の両方を表示(エレメント機能)
ニコン
▲デメリット
- ピンを捉える速さはブッシュネルにやや劣る場合がある
- 高低差測定機能の表示方法がブッシュネルと異なる(「直線距離」と「高低差」を表示)
🔴メリット
- 手振れ補正機能が優れている
- 光学性能が高く遠距離や悪天候でも測定しやすい
- コンパクトで軽量
- ブッシュネルより比較的リーズナブル
手振れ補正について
レーザー距離計を使用する際、手振れによって目標物を捉えにくくなったり、誤った距離を測定してしまう可能性があります。
ニコンのSTABILIZEDシリーズには、カメラ製品で培われた手ブレ補正技術が応用されております。
不安定な状況でも目標物を安定して捉え、正確な距離計測が可能です。
ブッシュネルの製品には、一般的に手振れ補正機能が搭載されていません。しかし、代わりに非常に高速な計測速度を誇っています。
計測ボタンを押してから結果が表示されるまでの時間が短いため、手振れの影響を最小限に抑えることができます。
全てのモデル一覧表
ブッシュネル
- A1スロープジョルトは最小・最軽量モデルで機能はシンプル
- プロX3ジョルトとプロX3プラスジョルトは最も高機能で重量が重い
- エレメント機能…高低差に加えて気温・高度(気圧)を考慮して、より正確な「打つべき推奨距離」を表示する機能
- ホームエレベーション機能…よく行くゴルフ場の標高をあらかじめ設定しておくことで、エレメント機能の精度をさらに高める機能
- マグネットマウント機能は、カートに固定できて便利ですが、磁石なので携帯や時計に注意が必要
ニコン
- LOCKED ON…ピンフラッグを捉えたことを知らせる機能
- 生活防水…多少の水滴には耐えられますが、水没には弱い
- COOLSHOT PRO II STABILIZED と COOLSHOT 50i は赤色OLEDディスプレイで視認性が高い
2025年:人気モデルトップ3
ブッシュネル
①A1スロープジョルト

他モデルと比べると機能が少ないですが、「ポケットに入れているのを忘れるほど小さい」「操作が簡単で使いやすい」と評価が高く、必要な機能を備えながらも手頃な価格が人気の理由です。
スロープのオンオフ機能がないため、競技で使用する際には注意が必要ですが、普段のラウンドで高精度な距離計測を求める方には最適です。
②プロX3プラスジョルト

かつては最上位機種であり、多くのプロが使用していたのがこのモデルです。
高精度な測定はもちろんのこと、傾斜、気温、気圧を加味した「実際に打つべき距離」を表示する機能などが評価されています。
③V6シフトジョルト

ニコン
💡高性能を求める方は①を、コストパフォーマンスを重視する方は②を、シンプルさを求める方は③をお勧めします。
①COOLSHOT PRO II STABILIZED

②COOLSHOT LITE STABILIZED

③COOLSHOT 20i GⅢ

結論:ブッシュネルとニコンを比較
✅速さと精度重視ならブッシュネル
- 圧倒的な計測速度と精度
- プロからの高い信頼
- 携帯性(A1)、高機能(プロX3プラス)、競技対応(V6)など多様なモデル
▼競技志向・プロと同じものを使いたい方におすすめ

▼軽量コンパクト・シンプルな操作が好みの方におすすめ

✅手ブレ補正と見やすさ重視ならニコン
- 優れた手ブレ補正(一部モデル)
- クリアな視界
- 比較的リーズナブルな価格帯
▼こんな人におすすめ
- 手ブレによる測定誤差を減らしたい
- 遠くの目標物や風の強い状況で安定した測定をしたい
- 視力が弱い

どちらのブランドも、幅広いモデルをラインナップしています。プレースタイル、予算、重視するポイントに合わせて最適な一台を選んでくださいね。