今回はボイスキャディ「T9」とガーミン「Approach S62」、そしてT9の上位モデル「T-Ultra」を徹底比較していきます。
グリーン情報やバッテリー性能、ディスプレイの違いから、それぞれの特徴を詳しく解説。おすすめの購入方法も紹介します。
▶この記事でわかること
・ボイスキャディT9とガーミンApproach S62を比較
・普段使いやトーナメントモードでの使い勝手
・ボイスキャディ T9とT-Ultraの違い
・おすすめの購入先
ボイスキャディT9とガーミンを徹底比較
| 機能 | ボイスキャディT9 | ガーミン Approach S62 |
|---|---|---|
| グリーンアン ジュレーション | ◎標準搭載 | ▲有料 |
| コース対応数 | ◎40,000以上 | ◎41,000以上 |
| バッテリー | 〇約10時間 | ◎約20時間 |
| ディスプレイ | 〇フルカラーLCD | ◎高解像度カラータッチ スクリーン |
| パットビュー機能 | ◎あり（革新的） | ▲なし |
| タッチ操作 | ◎非常に簡単 | 〇一般的 |
| 風速・風向き表示 | ▲なし | ◎あり |
| バーチャルキャディ機能 | ▲なし | ◎あり |
| スイング分析 | 〇スイングテンポ測定 | ◎より詳細な分析 |
| 価格 | ◎47,300円 | ▲81,800円 |
グリーン情報
T9…グリーンアンジュレーションが標準搭載で、パットビュー機能が特に優れています。
ガーミン…同様の機能を持っていますが、一部のモデルでは追加料金が必要（S62は有料）です。
ディスプレイ
T9…LCDは、場所によっては視認性が劣ることがあります。
ガーミン…高解像度カラータッチスクリーンは、明るい環境や屋外でも視認性が良く、鮮やかな色合いで情報がはっきりと表示されます。また、タッチ操作も直感的でスムーズなので、使いやすさも向上しています。
スイング分析
T9…スイングテンポ測定機能を備えています。
ガーミン…S62はVirtual Caddie機能を搭載し、プレーヤーのスイングデータを分析して最適なクラブ選択をアドバイスします。
スマートウォッチ機能
T9…ガーミンほど多機能ではありません。
ガーミン…スマートウォッチ機能（通知、健康管理など）が充実
どっちがいい？
グリーン周りの情報とコストパフォーマンスを重視するなら➡ボイスキャディT9
ポチップ
より多機能で長時間使用を重視するなら➡ガーミンApproach S62
ポチップ
しかし、T9には省エネモードがあり、バッテリーの消費を抑えることも可能。トータル的には、ボイスキャディT9がおすすめです。
ボイスキャディT9をより詳しく解説
ここからはコスパ最強のボイスキャディについて、より詳しく解説していきます。
時計画面
ボイスキャディT9の時計画面は、ゴルフ機能だけでなく、日常使用にも適した設計になっています。
引用元：geotechgolf
▶画面の特徴
- 高解像度のカラーディスプレイ
- カスタマイズ可能な文字盤デザイン
- 日付、時刻、バッテリー残量などの基本情報を表示
- タッチスクリーン操作に対応
▶カスタマイズオプション
- アナログ/デジタル表示の切り替え
- 背景色や文字色の変更
- ショートカットウィジェットの追加（歩数、天気予報など）
▶省電力モード
長時間の使用時には、省電力モードに切り替えることで、シンプルな白黒表示となり、バッテリー消費を抑えることができます。T9の時計画面は、ゴルフコース上でもオフコースでも、必要な情報を見やすく表示するよう設計されています。
トーナメントモード
ボイスキャディT9はトーナメントモード（競技モード）を搭載しており、公式競技での使用に対応しています。
▶トーナメントモードの特徴
- 高低差表示機能が自動的に無効化されます。
- グリーンアンジュレーション機能も使用できなくなります。
- 基本的な距離情報のみが表示されます。
参考動画：6分56秒～
高低差表示
引用元：Amazon
- グリーンまでの直線距離に加え、高低差を考慮した実質的な距離を表示
- 上り下りの方向も明確に表示
- 競技モードでは自動的にオフになり、ルールに準拠
高低差表示は、特にアプローチショットやティーショットで有用です。正確な距離感を把握することで、適切なクラブ選択やショットの強さを決定するのに役立ちます。
普段使いできる？
もちろん、普段使いも可能です。
▶スマートウォッチ機能
T9はスマートフォンとの連携により、通知の受信や音楽コントロールなどの基本的なスマートウォッチ機能を備えています。
▶バッテリー持続時間
ゴルフモードよりも長時間の使用が可能と思われます。ただし、毎日の充電が必要になる可能性が高いです。
▶健康管理機能
歩数計測機能を備えています。もしも、健康管理機能（心拍数モニタリング、睡眠トラッキングなど）を重視する場合は、より多機能なスマートウォッチの方が適しているかもしれません。
不具合がでた場合
ボイスキャディT9に不具合が発生した場合の対処法を紹介します。
▶基本的なトラブルシューティング
- デバイスの再起動：電源ボタンを長押しして再起動を試みる
- ソフトウェアの更新：最新のファームウェアがインストールされているか確認
- 工場出荷時設定へのリセット：全てのデータが消去されるため、最終手段として検討
▶GPS精度の問題
- 屋外の開けた場所でGPSの再取得を試みる
- コース情報が最新であることを確認
▶保証とサポート
- 1年間の製品保証付
- 日本の正規代理店であるひさいスポーツが、修理や交換のサポートを提供
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▶標準価格：47,300円（税込）
| 販売元 | 割引 | 価格 | ※ |
|---|---|---|---|
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口コミ
良い点
・グリーンアンジュレーション機能が素晴らしい。パッティングの精度が上がった。
・タッチスクリーンが使いやすい。
・バッテリーの持ちが良く、36ホールでも問題なく使用できた。
・コースデータの精度が高く、距離情報が信用できる。
悪い点
・サングラス着用時に見づらい。
・初期設定が少し複雑で、慣れるまで時間がかかった。
・高価格帯なので、コストパフォーマンスに疑問を感じる。
・スマートウォッチとしての機能が限定的。
多くのユーザーがT9のゴルフ機能、特にグリーンアンジュレーション機能を高く評価しています。一方で、価格や汎用性に関しては意見が分かれる傾向にあります。
結論、ゴルフに特化した高機能なデバイスを求めるユーザーには満足度が高いようです。
ボイスキャディT-UltraとT9の違い
T-UltraはT9を改良したものであるため、機能面でT-Ultraの方が優れています。以下に、ボイスキャディT-UltraとT9の違いをまとめました。
| 機能 | ボイスキャディT9 | ボイスキャディT-Ultra |
|---|---|---|
| グリーンアンジュレーション | ◎標準搭載 | ◎標準搭載 |
| コース対応数 | ◎40,000以上 | ◎40,000以上 |
| バッテリー | 〇約10時間 | ◎約14時間 |
| ディスプレイ | 〇フルカラーLCD | ◎反射型フルカラーLCD |
| パットビュー機能 | ◎あり | ◎あり |
| タッチ操作 | ◎非常に簡単 | ◎より直感的 |
| 風速・風向き表示 | ▲なし | ◎あり |
| バーチャルAI | ◎V.AI 3.0 | ◎V.AI 3.5 |
| スイング分析 | 〇スイングテンポ測定 | 〇スイングテンポ測定 |
| フラッシュバック機能 | ▲なし | ◎あり |
| 画面サイズ | 〇1.28インチ | ◎1.34インチ |
| 側面ボタン | 2つ | 1つ |
| 価格 | ◎47,300円 | ▲49,500円 |
T-UltraはT9を改良したモデルで、特にディスプレイやバッテリー持続時間、風速・風向き表示、フラッシュバック機能などで優れています。
価格差は2,200円ですが、Amazonではほぼ同じ価格で購入可能です。このため、価格差がわずかであることを考慮すると、T-Ultraを選ぶのが賢明かもしれません。
