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日本シャフトのN.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125(モーダス125)は、重量級のアイアン用スチールシャフトです。今の重さは気に入っていて、切り返しからインパクトまでの粘り感や操作感を変えたい方におすすめします。軽くしたい方には、N.S.PRO MODUS³ TOUR 115やN.S.PRO MODUS³ TOUR 120が候補になります。
N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125の特徴は熱処理と元調子の設計
重量級の慣れた感覚に、粘り感を加えるという発想
N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125の面白さは、重いシャフトを単に硬く仕上げた製品ではないところです。
日本シャフトは、一般的なツアーシャフトに近いスペックとフィーリングを保ちながら、弾道をコントロールしたいという声に応えるために開発したと説明しています。手元調子を基本に、先端と手元にしっかり感を持たせ、打ち出し角とスピン量を整える狙いです。
そこで使われたのが、MHT(Multi Heat Treatment/部分ごとに素材の硬度を調整する熱処理技術)です。シャフトの先端から手元まで材料の硬度を調整し、重量級スチールに粘り感を持たせています。さらに、管の肉厚を調整する設計も組み合わせています。
材料の硬度は、シャフト全体の曲がりにくさとは別の性質です。熱処理によるフィーリングづくりと肉厚の設計、その両方を使っている点が、この製品を知る手がかりになりますね。
今の重量級シャフトではタイミングが取りにくいけれど、大幅に軽くするつもりはない。そんな方が、振り心地の違いを確かめるために選びたい一本です。
Rを選んでも重量はしっかり残る
メーカー公表のシャフト仕様は次のとおりです。
| フレックス | 公表重量 | トルク | 調子 |
|---|---|---|---|
| R | 127.5g | 1.7° | 元 |
| S | 128.5g | 1.5° | 元 |
| X | 129.5g | 1.4° | 元 |
RとSの重量差は1gです。Sが重くて振り切りにくい方がRへ替えても、大きな軽量化にはなりません。Rは、重量を保ちながらフレックスの違いを試したいときの選択肢です。
トルクは、一定の条件でねじったときの角度を表す指標です。R・S・Xを選ぶときは、トルクの小ささよりも、普段の力加減で振ったときのタイミングと打点を優先すると選びやすくなります。
N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125が合う人・軽い候補を選びたい人
重量を保ち、切り返しの感覚を変えたい人
現在の重量級シャフトをラウンド後半まで振れていて、もう少し心地よくタイミングを取りたい方には、N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125をおすすめします。
メーカーが狙ったのは、慣れた重量級のフィーリングと、操作感・粘り感の両立です。今のクラブを基準に、切り返しで力まないか、インパクトまでヘッドの位置を感じ取りやすいかを比べてみてください。
ドローやフェードを打ち分ける方も、狙った曲がり幅に収まるかが選ぶポイントです。球を曲げられたことより、狙った場所へ運べることを大切にしたいですね。
後半に重さが負担になる人には軽量化を優先
ラウンド後半に腕が疲れ、アイアンの打点やフィニッシュがそろわなくなる方には、まずN.S.PRO MODUS³ TOUR 115をおすすめします。Sの公表重量は118.5gで、N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125のSより10g軽い設定です。
さらに軽い仕様と、中間部分のしなりを感じる設計を比べたい方には、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120のSも候補になります。こちらは114.0gです。
今のクラブが十分振れている方はフィーリングを変える方向へ、重量が負担になっている方は軽くする方向へ。先に目的を決めると、フレックスだけを替えて迷い続けることを減らせます。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115・N.S.PRO MODUS³ TOUR 120との違い
| 比較するモデルと仕様 | メーカー公表重量・調子 | こんな目的で選ぶ候補 |
|---|---|---|
| N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125・S | 128.5g・元 | 重量級を維持し、熱処理で作られた粘り感や操作感を試したい |
| N.S.PRO MODUS³ TOUR 115・S | 118.5g・元 | 重さを約10g減らす方向で、振り切りやすさを比べたい |
| N.S.PRO MODUS³ TOUR 120・S | 114.0g・中/元 | より軽い仕様と、低めの中間剛性によるしなり感を比べたい |
表はシャフトの公表値です。完成したアイアンの総重量は、ヘッド・長さ・グリップを含めて比べます。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115について、日本シャフトはN.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125の流れをくむ素直なシャフト特性と説明しています。重量を減らす方向で近い設計思想の製品を探したい方には、選ぶ理由になります。
一方、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120は、中間部の剛性を低めにする設計が特徴です。重量差だけでなく、どこでしなりを感じ、どのタイミングで振り下ろしやすいかも比べたい組み合わせです。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 120には126.0gのTXもあります。モデル名の数字で重量順を決めず、購入するフレックスまで合わせて選びましょう。
出典:N.S.PRO MODUS³ TOUR 115の公式仕様、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120の公式仕様
関連記事:N.S.PRO MODUS³ TOUR 115の選び方、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120が合う人
Dynamic Goldから替えるなら、手持ちの仕様を基準に
Dynamic Goldを使っている方は、今のモデル・フレックス・番手を控えて、同じヘッドと長さでN.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125を比べる方法がおすすめです。
手持ちのクラブで気に入っている重量感を残せるか、そのうえでタイミングや打点がそろうかを見ます。現在のクラブに不満が少なければ、替えずに使い続ける選択もあります。
コースで選ぶなら、最長飛距離より縦距離のそろい方
グリーンを狙うアイアンでは、一番飛んだ球よりも、普段のスイングで届く距離を知ることが大切です。試打でも今のクラブと同じ番手・ロフト・ボールにそろえ、次の点を見ていくと選びやすくなります。
| 比べる場面 | 見たい結果 | 候補を絞る理由 |
|---|---|---|
| 平らな場所から普段の力で打つ | キャリーのばらつきと打点 | ピンまでの距離に対して番手を決めやすくなる |
| 球が低く出たとき | 高さ・スピン・キャリーの落ち込み | 手前のバンカーや池を越える余裕を見る |
| 向かい風を想定して低めに打つ | 狙った高さと着弾位置 | 風に対する打ち分けがしやすいかを見る |
| 浅いラフや傾斜から打つ | 芯を外したときの距離と左右の幅 | 平らな試打席での振りやすさを実戦につなげる |
| 続けて打ったあと | テンポ・打点・フィニッシュ | 重量を保っても扱い続けられるかを見る |
低い球が出ても、キャリーが減りすぎればグリーンを狙いにくくなります。高さとスピンを含めて、必要な距離へ運べる仕様を選びたいところです。深いラフではまず脱出を優先し、無理に同じ番手で距離を出そうとしないことも大切です。
100切りを目指す方には、大きくショートした球や左右のミスが減る組み合わせをおすすめします。90切りを目指す方なら、普段のショットの縦距離に加えて、抑えたショットの距離感までそろうかが選ぶ基準になります。

購入前はフレックス・番手・組み上がりをセットで選ぶ
N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125を選ぶときは、シャフト単品の価格に加えて、使う番手とリシャフト後の仕様をそろえて見積もると安心です。
- 今のアイアンのシャフト名・フレックス・完成長さ・総重量を控える。
- 単品とセットのどちらを買うか、必要な番手がそろうかを決める。
- リシャフトでは、先端径とヘッド側の適合、仕上がり長さ、グリップ、工賃を含む総額を施工店と合わせる。
- 中古の抜き取り品は、番手ごとの長さや加工歴を販売説明で確かめる。
ドライバーを気に入っているなら、まずアイアン側だけを比較する方法がおすすめです。バッグ全体で重さが気になる方は、ドライバーの総重量と長さも控えてフィッティングへ持っていくと、変更する範囲を決めやすくなります。
まとめ:重量を保って振り心地を変えたい人へ
N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125は、127.5〜129.5gの重量設定と元調子を基本に、熱処理と肉厚調整で粘り感や操作感を追求したアイアン用スチールシャフトです。
重量級を最後まで振れていて、今の重さを残しながら切り返しの感覚を変えたい方におすすめします。軽量化が目的ならN.S.PRO MODUS³ TOUR 115、中間部のしなり感とより軽いS仕様を試したいならN.S.PRO MODUS³ TOUR 120が候補です。
今のクラブの良さを残しながら、狙った距離へ気持ちよく振れる一本を選びたいですね。


