テーラーメイドのステルス2ドライバーは、低スピンで力強い弾道を追求した、アスリートゴルファー向けのドライバーです。
前作のステルスからさらに進化し、多くの期待を集めて発売されましたが、実際の使用感や評価はどうなのでしょうか?
以下のポイントについて詳しく解説していきます。
・ステルス2の特徴(適正ヘッドスピード等)
・実際の評価
・使用プロ
・合う人の特徴
・合わない人におすすめのドライバー
・ステルス2に合うシャフト
・飛ばない原因と対処法
ステルス2の特徴
以下はステルス2の主な特徴です。
✅軽量で強度の高いカーボン素材使用
✅低スピンの強弾道
✅ミスへの寛容性の高さを両立
✅ボールの初速向上(ステルスと比較)
ステルス2は、前モデルのステルスから進化し、より寛容性が高く、つかまりやすくなっています。
しかし、振り感の変化が大きいため、違和感を感じるゴルファーもいるようです。
ドライバーの評価は悪い?
ステルス2は、特に飛距離と正確性で高い評価を得ています。実際に「飛距離が伸びた」「打感が気持ちいい」「見た目がカッコいい!」といった肯定的な声が多くあります。
一方で、寛容性についてはもう少し改善が必要という意見も。ネガティブな口コミとしては、「価格が高い」「前のモデルとあまり変わらない気がする」「操作性が難しく感じる」といった声がありました。
全体的に評価は良いですが、ゴルファーによっては合う・合わないがあるようです。
使用プロ
残念ながら、ステルス2を使用しているプロゴルファーの情報はありませんでした。
適正ヘッドスピード
約40~45m/s
ヘッドスピードを伸ばしたい場合は、プロ推奨スイングトレーナーが効果的。また素振りで計測可能なユピテルもおすすめです。
ヘッドスピード45の人にとって
低スピン設計と強弾道の特性を活かし、飛距離の向上が期待できます。
また、純正シャフトTENSEI RED50は、ヘッドスピード42m/s程度までのスウィンガータイプに適しているので、純正シャフトでは物足りなく感じるかもしれません。その場合は、より硬めのシャフトがおすすめです。
ヘッドスピード40の人にとって
40m/s程度のゴルファーでも、ステルス2ドライバーを使いこなせる可能性が高いです。
純正シャフトも、42m/sくらいまでのスウィンガータイプに適しているとされています。
ただし、40m/sのヘッドスピードでは、ドローボールを打つ際に弾道が低くなるかもしれません。その場合、より高いロフト角(例えば10.5度)がおすすめです。
初心者にとって
✅メリット
- フェース上下のミスヒットに強く、打点のブレに対して比較的寛容
- 純正シャフトの振動数が236cpmとやや軟らかめで、ボールをとらえやすい
✅デメリット
- 価格が高い
- 基本性能が高いため、スイングが安定していない初心者には扱いが難しい可能性がある
- 適切なロフトを選ばないと、望む弾道が得られない可能性がある
上記のようなメリットもあり、ステルス2は高性能なクラブでもありますが、初心者にとっては扱いが難しいかもしれません。
初心者の場合はステルス2HDや、他の初心者向けのモデルも検討しても良いでしょう。
合うシャフト
純正シャフトのTENSEI RED50は比較的軟らかめで、中~低ヘッドスピードのゴルファーに適しています。
そのため、ヘッドスピード45m/s以上の速い方やヒッタータイプの方は、より硬めのシャフトがおすすめです。
- フジクラ ベンタス
- 三菱ディアマナ
- プロジェクトX HZRDUS
- アルディラRogue
純正シャフトで物足りない場合は、このようなシャフトを試してみてくださいね。
ステルス2ドライバーが合う人・合わない人の特徴
合う人
- ヘッドスピードが40m/s以上ある
- 低スピンの強弾道を求めている
- ある程度の技量がある
- 最新テクノロジーに興味がある
合わない人
- ヘッドスピードが遅い
- 初心者でミスが多い
- 寛容性を重視している
- 価格を重視している
合わない人におすすめのドライバー
✅キャロウェイ パラダイム
- ミスに強く安定した弾道が打ちやすい設計
- 寛容性が高く、オフセンターヒットでも飛距離ロスが少ない
- AIを活用した設計により、幅広いゴルファーに対応できる性能を持っている
✅ピン G425 MAX
- 高い寛容性を持つモデル
- MOI(慣性モーメント)が非常に高く、ミスヒットに強い
- 重心位置の調整が可能で、様々なスイングタイプに対応できる
✅テーラーメイド ステルス2 HD
- ステルス2シリーズの中で最も寛容性が高い
- 高い弾道が打ちやすく、ボールのつかまりが良い
- 打点ブレに強く、初心者やアベレージゴルファーにおすすめ
- 純正シャフトとの相性が良い
ステルス2ドライバーが飛ばない原因と対処法
以下に、飛ばない原因と対処法を6選紹介します。
必要に応じてゴルフショップやフィッティングセンター、レッスンでの専門的なアドバイスを受けることも検討してくださいね。
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原因①シャフトが合ってない
純正シャフト「TENSEI RED50」は比較的軟らかめで、ヘッドスピード42m/sくらいまでのスウィンガータイプの方にぴったりです。
一方、ヒッタータイプやヘッドスピードが速い方には、もう少し硬めのシャフト(フジクラ ベンタス等)や重量のあるシャフトがおすすめです。
逆に、ヘッドスピードを伸ばしたい方はスイングトレーナーや、計測器(×分析アプリ)を利用した練習が効果的です。
原因②ロフト角が合っていない
スイング特性に合わないロフト角だと、思ったような弾道が出ず飛距離が伸び悩むことがあります。
例えば、ロフト9度でドローボールを打つと弾道が低くなり、バックスピンも減ってしまうことがあります。
ドローボールを打つ傾向がある場合は、ロフト角を少し上げてみると(10.5度や12度)弾道を得やすくなります。また、ステルス2のアジャスタブルホーゼルを使用して、ロフト角を微調整することもおすすめです。
原因③バックスピン量が多すぎる
特にヒッタータイプのゴルファーの場合、純正シャフトを使用するとバックスピン量が多くなりすぎてしまうことがあります。その結果、弾道が高くなりすぎて飛距離が落ちることも。
低スピン設計のシャフトを選択したり、ボール位置を少し前に移動させたりすることで、スピン量を減らすことができます。また、インパクト時のダウンブローの度合いを減らすことも効果的です。
原因④ミスヒット
特にフェース上部で当たってしまうと、飛距離ロスが大きくなりやすいです。
ステルス2は寛容性の高いクラブですが、極端なミスヒットはどうしても飛距離に影響してしまいます。
ミスヒットを減らすためには、練習でスイングの安定感を高めることが大切です。ティーの高さを少し調整したり、スタンスを見直すだけでも改善できることがあります。
もっと寛容性の高いクラブをお探しなら、ステルス2のHDモデルがおすすめです。
まとめ:ステルス2ドライバーが合う人は?飛ばない原因や評価が悪い噂についても解説
ステルス2の特徴
- 低スピンで強弾道を追求したアスリート向けモデル。
- カーボン素材を使用し、軽量化と高強度を実現。
- 前作よりも寛容性が向上し、つかまりやすい設計に。
評価
- 高評価ポイント:飛距離、打感、デザイン。
- 低評価ポイント:価格、前作との差、操作性の難しさ。
適正ヘッドスピードと合う人
- ヘッドスピード40〜45m/s向け。
- 合う人:ヘッドスピード40m/s以上、低スピンを求める技量のあるゴルファー。
おすすめシャフト
- 純正シャフト「TENSEI RED50」:ヘッドスピード42m/s程度までに最適。
- 高ヘッドスピードやヒッター向け:フジクラ ベンタス、三菱ディアマナなど。
飛ばない原因と対策
- シャフトが合わない:硬めや重いシャフトを試す。
- ロフト角の不適合:ロフト角を上げたり微調整する。
- バックスピン量の多さ:低スピン設計のシャフトやスイング調整で対策。
- ミスヒット:スイングの一貫性を高め、ティーの高さやスタンスを見直す。