ヘッドスピードが40~38m/sのゴルファーは、一般的にスイングスピードがやや遅めとされます。
このスピード帯では、しなりを活かしてボール初速を引き出す「R」や「SR」フレックスのシャフトがおすすめです。
また、軽量で柔軟性のある設計のシャフトを選ぶことで、振り抜きやすさが向上し、安定したショットが可能になります。
この記事では、ヘッドスピード別に合うシャフトを詳しく紹介していきます!
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ヘッドスピード38m/sの方に合うシャフト
硬さと選ぶポイント
一般的には、ヘッドスピード38m/sの方にはRフレックスのシャフトがおすすめです。
Rフレックスは、レギュラーの略で、しなりがほどよく、ボールを打ち出しやすく、コントロールもしやすいのが特徴です。
しかし、スイングテンポが速い方や、より安定した球筋を求める方はSRフレックスを検討してみてもよいかもしれません。
また、重量等のおすすめは以下の通りです。
✅軽量なシャフトは振り抜きやすく、スイングスピードアップに繋がりやすい。
✅トルク:しなりやすいシャフトはボールが上がりやすく、安定した弾道が打ちやすい傾向。
✅キックポイント:シャフトのしなる位置によって、ボールの打ち出し角やスピン量が変わる。
✅ヘッドのバランスが合っていないとスイングが不安定になる可能性も。
①N.S. PRO 950GH
N.S. PRO 950GHの特徴は「軽量で振り抜きやすい」「適度なしなりで安定した球筋」。
軽量で振り抜きやすい
スチールシャフトならではの安定感と、カーボンシャフトのようなしなりを兼ね備えています。
スチールシャフトは一般的にカーボンシャフトよりも重量があるイメージがありますが、950GHは軽量に設計されています。
これにより、ヘッドスピード38m/sというやや控えめなスイングスピードのゴルファーでも、クラブを振り抜きやすく、よりスムーズなスイングが可能になります。
軽量なシャフトは、より速くクラブを振ることができるため、飛距離アップにもつながります。
適度なしなりで安定した球筋
950GHは、しなりすぎず、硬すぎない適度なしなりを持っています。
適度なしなりは、ボールを打ち出しやすく、高い弾道で飛ばすことができます。また、しなりすぎないため、コントロール性も高く、狙ったところにボールを打ちやすいという特徴もあります。

②ディアマナ ZF
ディアマナ ZFの特徴は「幅広いゴルファーに対応できる」「高い操作性」「高い初速と飛距離性能」。
幅広いゴルファーに対応できる設計
ディアマナ ZFは、軽量から重量のあるモデルまで、幅広い重量のシャフトが揃っているので、自身のスイングスピードや好みに合わせて最適なシャフトを選ぶことができます。
また、しなりすぎず硬すぎない絶妙なバランスが、安定した球筋を生み出します。
スイングが安定しないゴルファーでも、安心してスイングできます。
高い操作性
ディアマナ ZFは中元調子設計で、手元から先端にかけてしなりを感じる設計のため、ボールを打ち出しやすく、かつ高い操作性を実現しています。
スピン量を調整することで、ドローやフェードなど、色んな球筋を打ち分けることができます。
高い初速と飛距離性能
高弾性カーボン素材を使用することで、ボール初速を上げ、飛距離アップが期待できます。
ミート率の向上にも繋がり、より安定した飛距離を得ることができます。
③フジクラ スピ―ダー エボリューション VI
スピーダーEV6の特徴は「幅広いゴルファーに対応できる」「高い初速と飛距離性能」「操作性の高さ」。
幅広いゴルファーに対応できる設計
スピーダーEV6は、様々なゴルファーのニーズに対応できるよう、複数のモデルがあり、自身のスイングや好みに合わせて最適なモデルを選ぶことができます。
重量も38~74.5gと幅広いですが、ヘッドスピード38m/sのゴルファーには、40g台後半から50g前半のシャフトがおすすめです。
また、しなりすぎず、硬すぎない絶妙なバランスが、安定した球筋を生み出します。スイングが安定しないゴルファーでも、安心してスイングできます。
高い初速と飛距離性能
高弾性カーボン素材を使用することで、ボール初速を上げ、飛距離アップが期待できます。
スピン量を抑えることで、ボールが風に左右されにくくなり、弾道が安定します。
操作性の高さ
スピーダーEV6は中元調子設計で、手元から先端にかけてしなりを感じる設計です。これにより、ボールを打ち出しやすく、かつ高い操作性を実現しています。
スピン量を調整できるので、ドローやフェードなど、多彩な球筋を打ち分けたいゴルファーにおすすめです。

④フジクラ スピ―ダー NX 40
フジクラ スピ―ダー NX 40の特徴は、「軽量で振り抜きやすく、高い操作性」「ボールが上がりやすく、スピン量を抑えやすい」。
軽量で振り抜きやすく、高い操作性
40gという軽量設計で、ヘッドスピードが速くないゴルファーでも、楽にクラブを振ることができます。
しなりすぎず、硬すぎない絶妙なバランスが、安定した球筋を生み出します。スイングが安定しないゴルファーでも、安心してスイングできます。
手元から先端にかけてしなりを感じるため、ボールを打ち出しやすく、かつ高い操作性を実現しています。
ボールが上がりやすく、スピン量を抑えやすい
ボールが上がりやすく、グリーンを狙いやすいという特徴があります。
また、低スピン設計でボールが風に左右されにくく、より安定した弾道を実現します。

参考記事:スピ―ダーNXに合う人
ヘッドスピード40m/sの方に合うシャフト
硬さと選ぶポイント
ヘッドスピード40m/sは、ある程度のパワーがあり、安定したスイングができていると言えます。
一般的に、ヘッドスピード40m/sの方にはSRフレックスがおすすめです。
しかし、個人のスイングや好みにより、最適なフレックスは変わってきます。以下を参考ください。
✅スイングが速い方:Sフレックスも検討できます。より強い弾道を出したい方におすすめです。
✅スイングがゆっくりな方: Rフレックスも検討できます。ボールが上がりやすく、コントロールしやすいです。
✅高弾道:より柔らかいフレックスを選ぶと、ボールが上がりやすくなります。
✅低弾道:より硬いフレックスを選ぶと、ボールが低く抑えられます。
✅軽量シャフト:振り抜きやすく、スイングスピードアップに繋がりやすい。
✅重量シャフト:安定感があり、コントロールしやすい。
①フジクラ Speeder NX 40/50
40か50を選ぶポイントとしては:
- スイングが速く、強めの弾道を打ちたい場合はNX 50、スイングがややゆったりめで、操作性を重視したい場合はNX 40がおすすめ。
- 風が強いコースでは、低スピンのNX 50が有利に働くことがある。
- 高い打ち出し角を求める場合はNX 40、低い打ち出し角を求める場合はNX 50がおすすめ。

参考記事:スピ―ダーNXに合う人
②三菱ケミカル Diamana ZF
三菱ケミカル Diamana ZFの特徴は「幅広いゴルファーに対応できる」「高い初速と飛距離性能」「 操作性の高さ」
幅広いゴルファーに対応
Diamana ZFは、様々なゴルファーのニーズに対応できるよう、複数のモデルが展開されています。ヘッドスピード40m/sのゴルファーは、自身のスイングや好みに合わせて最適なモデルを選ぶことができます。
しなりすぎず、硬すぎない絶妙なバランスが、安定した球筋を生み出します。スイングが安定しないゴルファーでも、安心してスイングできます。
高い初速と飛距離性能
高弾性カーボン素材を使用することで、ボール初速を上げ、飛距離アップに貢献します。
また、低スピン設計で、ボールが風に左右されにくくなり、より安定した弾道を実現します。
操作性の高さ
Diamana ZFは中元調子設計で、手元から先端にかけてしなりを感じる設計です。これにより、ボールを打ち出しやすく、かつ高い操作性を実現しています。
また、スピン量を調整することで、ドローやフェードなど、様々な球筋を打ち分けることができます。

③USTマミヤ ATTAS KING
KINGやDAAASなど、幅広いラインナップがあります。KINGは、中調子で安定感があり、DAAASは、先端が走るシャフトで、高い打ち出し角とスピン量を得られます。

④USTマミヤ ATTAS DAAAS

まとめ:ヘッドスピード38や40に合うシャフト
ヘッドスピード40~38m/sのゴルファーは、一般的にRフレックスのシャフトがおすすめ。
しかし、スイングタイプや求める球筋によって、SRフレックスやSフレックスも検討できます。
おすすめのシャフト
- N.S. PRO 950GH: 軽量で振り抜きやすく、安定した球筋が打てる
- ディアマナ ZF: 幅広いゴルファーに対応できる、高い操作性と飛距離性能
- フジクラ スピ―ダー エボリューション VI: 高い初速と飛距離性能、操作性の高さ
- フジクラ スピ―ダー NX 40/50: 軽量で振り抜きやすく、高い操作性
- 三菱ケミカル Diamana ZF: 幅広いゴルファーに対応できる、高い初速と飛距離性能
- USTマミヤ ATTAS KING/DAAAS: 幅広いラインナップから選べる、様々な特性を持つシャフト
この記事が、シャフト選びの参考になれば幸いです。