NS PRO MODUS3 105は、軽量で高弾道、さらに操作性が抜群なツアープロ仕様のスチールシャフトで、多くのゴルファーから高評価を受けています。
この記事では、そんな人気のモーダス105がどんな人に合うのか、以下の内容と共に詳しく解説していきます!
・モーダス105・DSTの特徴・適正ヘッドスピード
・このシャフトが合う人・合わない人の特徴
・硬すぎると感じる原因と対処法
・使用プロ
・NS950やモーダス115との比較
モーダス105の特徴
「モーダス105」は、日本シャフト(NSプロ)が提供するスチールシャフトのひとつです。このシャフトは、軽量でありながら、しっかりとしたフィードバックとコントロール性能を持っているため、多くのゴルファーに支持されています。
モーダスシリーズは、その振りやすさとコントロール性でプロやアマチュア問わず幅広い層に使われています。
振動数
モーダス105はフレックスによって振動数が大きく異なります。また、同じフレックスでも以下のように、アイアンの番手によって振動数が変化します。
さらに、測定条件や個体差によって多少の誤差がある可能性があります。参考程度にご覧ください。
モーダス105(R)
- 約298cpm (5番アイアン)
- 316cpm (7番アイアン)
モーダス105(S)
- 約318cpm (5番アイアン)
- 333cpm (7番アイアン)
モーダス105(X)
- 346cpm (7番アイアン)
5番アイアンから順に(Sフレックス)
311cpm / 317cpm / 325cpm / 330cpm / 336cpm / 344cpm
重量
モーダス105の名前が示す通り、重量は約105gです。この軽量性が、スイングスピードを維持しながらコントロールを向上させる要因となっています。軽量シャフトにより、疲労を軽減させてくれます。
調子
モーダス105の調子は中調子に設定されています。これは、シャフトの真ん中あたりがしなるタイプのシャフトで、飛距離とコントロールのバランスが非常に良いとされています。
- 中調子のメリット
- スイングのフィーリングが自然で扱いやすい
- コントロール性が高く、しなりを活かした精度の高いショットが打てる
硬すぎる原因と対処法
「モーダス105は硬すぎる」と感じる場合の原因3選とそれぞれの対処法を紹介します。
①ヘッドスピードが適正範囲より低い
- スイングトレーナーを使用し、体の回転を意識したスイングや、下半身の使い方を改善する練習など
- 一時的に軽いクラブを使用してスイングスピードを上げる練習をする
②選んだフレックスが硬すぎる
- より柔らかいフレックス(例:SからRへ、またはRからSRへ)に変更してみる
- プロのクラブフィッターに相談し、適切なフレックスを選定してもらう
③スイングに合わせたシャフトのしなりを感じにくい
- よりスムーズなテンポでスイングし、シャフトのしなりを感じやすくする
- グリップを軽く握ることで、シャフトのしなりをより感じやすくなる
- レッスンを受け、シャフトの特性を活かしたスイングフォームを学ぶ
✅一度プロにスイングをチェックしてもらい、自分に合った的確なアドバイスを受けるのもおすすめです。
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DSTとは?
モーダス105には「DST」バージョンがあります。DSTは、独自の重量配分で飛距離と安定性を強化したモデルです。
- 特徴
- さらなる軽量化と柔軟性を持たせた設計
- 軽いシャフトながらも強いフィードバックを提供
モーダス105が合う人・合わない人
適正ヘッドスピード
40m/s~45m/s
ヘッドスピードをさらに伸ばしたい場合や、シャフトの適正スピードを保ちたいと考えている方には、スイングトレーナーの使用が効果的です。
スイングトレーナーで練習することで、正しいスイングリズムや効率的な動作を習得し、無理なくヘッドスピードを向上させることができますよ♪
合う人
• ヘッドスピードが40m/s~45m/s程度の人
• 軽量シャフトでスイングスピードを上げたい人
• コントロール性能を求める人
• 中級者以上のゴルファー
• シャフトの動きが大きくないのを好む人
• 自分でクラブを操作・コントロールするのが好きな人
• 重量が重すぎないシャフトを好む人
合わない人
• ヘッドスピードが50m/s以上の速い人
• シャフトに重量感を求める人
• 初心者ゴルファー
• シャフトのしなりを大きく感じたい人
• 極端に低スピンを求める人
• 非常に高いヘッドスピードを持つ上級者やプロ
• 剛性の高いシャフトを好む人
このような方にオススメなのは、
✅N.S.PRO 950GH
✅KBSツアー90
✅プロジェクトX LZ
✅ダイナミックゴールド95
✅モーダス120 など。
初心者が使うメリット
初心者でもモーダス105を使うことは十分可能です。軽量で振りやすいシャフトなので、スイングの負担を減らし、ミスショットを減らす効果が期待できます。
- 軽量でスイングが楽
- コントロールしやすく、方向性が安定する
- 初心者でもプロのような感覚を得やすい
使用プロ
キャメロン・チャンプ(Cameron Champ)
原英莉花(はら えりか)
蛭田みな美(ひるた みなみ)
モーダス105と他シャフトの比較
NS950
モーダス105とNS950はどちらも人気の軽量スチールシャフトですが、それぞれに異なる特徴があります。
比較項目 | モーダス105 | NS950 |
---|---|---|
重量 | 105g | 95g |
調子 | 中調子 | 中調子 |
フィーリング | しっかりしたフィードバック | 軽くて柔軟性がある |
ターゲット | 中級者~上級者 | 初心者~中級者 |
- モーダス105の特徴:やや硬めで、スピン性能とコントロール性に優れる
- NS950の特徴:より軽く、柔らかい打感で初心者向け
モーダス115
モーダス115と105も、重量が違うだけでなく、フィーリングや性能に違いがあります。
比較項目 | モーダス105 | モーダス115 |
---|---|---|
重量 | 105g | 115g |
フィーリング | 軽量で振りやすい | 少し重く、安定感がある |
ターゲット | 中級者向け | 上級者向け |
- モーダス115の特徴:少し重量があり、しっかりとした安定感が欲しい人向け
- モーダス105の特徴:軽くて振りやすく、スイングスピードを維持できる
まとめ:モーダス105が合う人は?適正ヘッドスピードや硬すぎる原因など徹底解説
- モーダス105とは:軽量でコントロール性に優れたスチールシャフト
- 適正ヘッドスピード:40m/s~45m/s
- 合う人:軽量シャフトを求める中級者・上級者
- 合わない人:ヘッドスピードが速すぎる人や重量感を好む人
- 使用プロ:中堅プロも多く愛用
- 初心者が使うメリット:スイングが楽になり、コントロール性が向上
- 硬すぎる原因と対処法:フレックスの見直しやスイングの確認が必要
- 調子:中調子で、飛距離とコントロールのバランスが良い
- DST:飛距離と安定性をさらに強化したモデル
- 振動数:平均的なスチールシャフトと同じく、打感が良い
- 重量:約105gで軽量設計
- NS950との比較:NS950はさらに軽く、柔らかめの打感
- モーダス115との比較:モーダス115は重量感があり、安定性が高い
モーダス105は、軽量でありながら高いパフォーマンスを発揮できるシャフトです。
あなたが中級者から上級者で、コントロール性やスピン性能を重視するなら、モーダス105は一度試してみる価値があります。