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日本シャフトのN.S.PRO MODUS³ TOUR 105(モーダス105)は、軽さとしっかりした振り心地の両立を狙ったアイアン用スチールシャフトです。重量級から軽くしたい方や、今の軽量スチールにもう少し手応えが欲しい方の候補になります。Sで力むならR、重さ自体が負担ならN.S.PRO 950GH neoから比べるのがおすすめです。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105の素材・設計から考える合う人
軽くしても、しなりすぎないための工夫
スチールシャフトは、肉厚を薄くすると軽くできる一方で、しなりやすくなります。N.S.PRO MODUS³ TOUR 105が目指したのは、その軽さと、強く振ったときのしっかりした感触を両立することでした。
日本シャフトは、独自素材「NSGS8655V」と高めの先端剛性を組み合わせた設計と説明しています。剛性は、力を加えたときの変形しにくさのこと。さらに、部分ごとの肉厚を細かく調整し、直進性と距離の安定を狙っています。
つまり、ただ柔らかくして振りやすさを出した軽量シャフトではなく、重量を抑えながら、振り込める感触も残したいという発想です。重いシャフトでは終盤に振り切りにくいけれど、軽くすると頼りなく感じる。そんな方が試す理由のあるモデルですね。
メーカーは、N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR 125の流れをくむ特性とも説明しています。シリーズ名の数字を、柔らかい順と考えるより、求める重さとしなり方で選ぶほうが、この商品の持ち味をつかみやすくなります。
出典:日本シャフト・製品情報、開発背景
R・S・Xの重さと調子
| フレックス | メーカー公表重量 | 調子 |
|---|---|---|
| R | 103.0g | 元調子 |
| S | 106.5g | 元調子 |
| X | 112.0g | 元調子 |
表はシャフトの製品仕様です。組み上がったクラブを比べるときは、クラブ総重量と長さもそろえて見ます。
RとSでは公表重量も3.5g違います。「Sを使うために頑張って振る」状態なら、Rも一緒に試すと、普段の力感でタイミングを取りやすいほうを選べます。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105が合う人・別候補から選びたい人
重量級から軽くしても、振りごたえを残したい人
今のシャフトを重く感じ、特にラウンド後半のアイアンで振り切りにくくなる方には、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105が候補です。Sは106.5gなので、たとえば公表重量120g台のシャフトからなら、軽い側を試す選択になります。
ただし、選ぶポイントは軽くなった感動だけではありません。普段のテンポで打ち、軽量化しても切り返しを急がずに振れるかが大切です。後半の負担を減らしたいのか、今より強く振りたいのか、自分の目的を一つ決めると比べやすくなります。
今の軽量スチールでは、振ったときの手応えが物足りない人
90g台のスチールを使い、「もう少し重さを感じて振りたい」と思う方にも候補になります。N.S.PRO 950GH neoのSは98.0gなので、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105のSへ替える比較では、公表重量で8.5g重い側を試すことになります。
この場合は軽量化が目的ではなく、手応えを増やす選択です。切り返しで振り急ぎにくくなるか、最後まで振り抜けるかを比べると、重くする価値を判断しやすいでしょう。
大きなしなりを感じたい人、もっと軽くしたい人
しなりを待つ感覚が好きなら、低めの中間剛性による粘りを特徴とするN.S.PRO MODUS³ TOUR 120も候補です。Sの重量は114.0gなので、軽さを優先した代替ではなく、しなり方を変えたいときの比較になります。
一方、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105のRでも重さが負担なら、公表重量94.5gのN.S.PRO 950GH neoのRなど、軽い仕様から比べると目的がはっきりします。
「初心者だから使えない」「100を切れたからS」という選び方よりも、今の重さから何を変えたいかで候補を絞るのがおすすめです。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105が硬すぎると感じる原因は?

重さがつらいのか、しなりのタイミングが合わないのか
同じ「硬い」でも、振り続けると疲れる場合と、切り返しで動きを感じにくい場合では、次に選ぶ候補が変わります。
| 今の困りごと | 次に比べる候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| Sでは力んでしまうが、重量帯は気に入っている | N.S.PRO MODUS³ TOUR 105のR | 同じモデルでフレックスと重量を変えて比較できる |
| Rでも重く、連続して振るとつらい | N.S.PRO 950GH neoのR(94.5g) | N.S.PRO MODUS³ TOUR 105のR(103.0g)より軽い仕様から選べる |
| 重さは欲しいが、もう少し中間のしなりを感じたい | N.S.PRO MODUS³ TOUR 120 | 低めの中間剛性を持つ別設計を試せる |
公開レビューにも、感じ方の違いがあります。まさゴルフでは、本間ゴルフTW737Vs装着で、手元があまりしならず、先端も動きすぎないと評価しています。一方、日々是ゴルフの打ち比べでは、筆者はSに手元のしなりと先端の走りを感じ、Xのほうを使いやすいとしています。
この違いも踏まえ、当サイトでは、硬さへの対処を一律に「もっと柔らかくする」と決めず、困っているのが重さか、タイミングかを分けて候補を選ぶことをおすすめします。
普段の力感と小さな振り幅で比べる
試打では最も飛んだ一球に加え、普段の力感のショットと、振り幅を抑えたショットも比べます。切り返しを強くしないと当たらないのか、軽く振っても打点がそろうのかを見ると、コースで使いやすいほうを選びやすくなります。
100切りを目指すなら、まず大きなミスを減らせる打点と左右の散らばりを。90切りを目指すなら、それに加えて、小さめの振り幅でも狙うキャリーがそろうかを重視するとよいでしょう。これは試打で重視する項目の提案です。
グリーンを狙う番手では、キャリーに加えて高さと落下角も見ます。風に強い球を求めていても、低くなりすぎて止めにくければ、狙いとは違います。使っているボールと同じ種類で比べると、コースで欲しい球とのつながりが分かりやすくなります。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105と代替モデルの選び分け
| 商品名 | Sの公表重量 | 比較したい希望 |
|---|---|---|
| N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 | 106.5g | 軽さとしっかりした手応えを両立したい |
| N.S.PRO 950GH neo | 98.0g | さらに軽い重量と、ストロングロフトのアイアンでの高さを重視したい |
| N.S.PRO MODUS³ TOUR 120 | 114.0g | 重さを残しつつ、中間のしなりを感じたい |
| N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 | 118.5g | 素直な特性を持つ、より重い候補も比べたい |
N.S.PRO 950GH neoは、メーカーが大型・ストロングロフトのアイアンに合わせ、高さと適正なスピンを狙った設計と説明しています。軽量化と球の止めやすさが主な希望なら、こちらから検討する理由があります。N.S.PRO 950GH neoの選び方では、モデル全体の比較を扱っています。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 120は、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105を単純に重くした商品ではありません。低めの中間剛性を特徴としているため、重さとしなり方を一緒に変える候補です。N.S.PRO MODUS³ TOUR 120の特徴も参考になります。
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115は、メーカーがN.S.PRO MODUS³ TOUR 105などの流れをくむ素直な特性と説明するモデルです。S同士では12.0g重いので、軽量化よりも重量感を増やす比較に向きます。重い側の候補を詳しく知りたい方は、N.S.PRO MODUS³ TOUR 115の選び方も参考にしてください。
仕様の出典:N.S.PRO 950GH neo、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120、N.S.PRO MODUS³ TOUR 115
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105を選ぶときはDST表記と販売形態を見る
中古アイアンやリシャフト用の商品を探すときは、今使っているクラブのシャフト名を、末尾の表記まで見ておきましょう。商品に「DST」と付いている場合は、通常版と区別して扱います。
たとえば、今のクラブにDST表記があるなら、同じ数字の105を選ぶ前に、装着モデルの仕様表との照合が必要です。ヘッドのモデル・年式とシャフトの表示を販売店に伝え、通常版へ替える比較であることをそろえてから選ぶと安心です。
シャフト単体を購入するなら、使う番手とフレックス、販売本数、組立工賃を含むかまで見ます。装着済みアイアンなら、クラブ長さと総重量も判断材料になります。「SかRか」を決めたあとに、完成クラブなのか、組立が必要なシャフトなのかをそろえると、欲しかった仕様を選びやすくなります。
まとめ:N.S.PRO MODUS³ TOUR 105は軽さと手応えを両立したい人へ
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105は、独自素材と肉厚調整、高めの先端剛性を組み合わせ、軽さとしっかりした感触を狙ったスチールシャフトです。Rは103.0g、Sは106.5g、Xは112.0gで、フレックスごとに重さも変わります。
重量級を少し軽くしたい方や、今の軽量スチールにもう少し手応えが欲しい方におすすめの候補です。Sで力むならRを、さらに軽くしたいならN.S.PRO 950GH neoを、中間のしなりを重視するならN.S.PRO MODUS³ TOUR 120を選択肢に入れると、選ぶ理由がはっきりします。
普段の力感で振れる軽さと、タイミングを合わせやすい手応え。その両方が欲しい方に、検討する価値のある一本です。


