プロジェクトXのシャフトに合う人は?特徴や適正ヘッドスピード等についても解説

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プロジェクトXは、多くのPGAやヨーロピアンツアープロ達に絶大な人気と信頼を得ている常勝シャフトです。

この記事では、そんなプロジェクトXのシャフトの特徴や種類、そしてこのシャフトに合う人について詳しく解説していきます。

プロジェクトXの特徴

最適なテーパー角

各番手ごとに最適なテーパー角を計算し、より多くのエネルギーをボールに伝えるよう設計されています。

コントロール性能重視

「元調子」の設計により、高いコントロール性能を実現。

重量管理

各番手ごとに公差の範囲内で重量をコントロールしています。

ライフリング構造

内部のライフリング構造により、シャフトの振動が吸収され、体への負担を軽減します。

ステップレス設計

段差がないタイプのシャフトで、スムーズなスイングを可能にします。

シャフトの種類・硬さ

プロジェクトXシャフトは全体的に硬め・重めのシャフトで、特にハードヒッター向けに設計されています。

シャフト種類硬さフレックス重量
PX70-AL(6888)7.0X+130g
PX65-AL(6878)6.5X125g
PX60-AL(6860)6.0S+120g
PX55-AL(6868)5.5S115g
PX50-AL(6850)5.0R+110g

硬さ・・・数値が大きいほど硬い

フレックス・・・X+が最も硬く、R+が最も柔らかい

例えば、PX70-AL(7.0 X+)は最も硬いシャフトで、高いスイングスピードを持つプロやトップアマチュア向けです。逆に、PX50-AL(5.0 R+)は比較的柔らかく、幅広いゴルファーに適しています。

適正ヘッドスピード

フレックス適正ヘッドスピード
6.5 (X)48m/s以上
6.0 (S+)46m/s以上
5.5 (S)44m/s以上
5.0 (R+)40-47m/s

この数値はあくまで目安ですが、プロジェクトXは全体的にハードヒッター向けのシャフトで、平均的なアマチュアゴルファーのヘッドスピード(40-42m/s程度)よりも高いヘッドスピードが必要です。

評価

プロジェクトXシャフトは、PGAツアーでも多くの優勝者を出している実力派のシャフトです。特に以下の点で高い評価を得ています。

✅元調子の設計により、ボールをコントロールしやすい。

✅重量管理とステップレス設計により、スイングが安定しやすい。

✅実際に多くのプロゴルファーが使って結果を出しているので、性能の高さが証明されている。

✅低振動:ライフリング構造により、体への負担が軽減される。

カーボン製のメリット

カーボン製は、スチール製と同じ性能や特性を持ちながら、より軽量化されているため、スイングスピードの向上疲労の軽減が期待できます。

ドライバー用のメリット

ドライバー用シャフトは、アイアン用と同じ技術を用いつつ、ドライバーの特性に合わせて最適化されているため、高い飛距離と精度が期待できます。

プロジェクトXのシャフトに合う人・合わない人の特徴

合う人

ハードヒッター強い力でボールを打つプレイヤーに適しています1。

✅プロやトップアマチュアなど、スイングスピードの速いゴルファー

精密なコントロールを求めるプレイヤー: 元調子の設計により、高いコントロール性能を発揮できます。

安定したパフォーマンスを求めるプレイヤー重量管理とステップレス設計により、安定したスイングが可能です。

合わない人

スイングスピードが遅いプレイヤー

シャフトが硬めで重いため、スイングスピードの遅いゴルファーには扱いづらい可能性があります。

初心者や中級者

高度な技術を要するシャフトのため、経験の浅いゴルファーには適さない場合があります。

柔らかいフィーリングを好むプレイヤー

プロジェクトXは比較的硬めのシャフトのため、柔らかいフィーリングを好むゴルファーには合わない可能性があります。

軽量シャフトを好むプレイヤー

プロジェクトXは比較的重めのシャフトのため、軽量シャフトを好むゴルファーには適さない場合があります。

合わない人におすすめのシャフト

軽量スチールシャフト

スイングスピードが遅めの方や、やや軽めのシャフトが良い方におすすめ。(KBSツアー90N.S. PRO 950GH

カーボンシャフト

より軽量で、振動吸収性に優れているため、スイングスピードが遅めの方や、柔らかいフィーリングを好む方におすすめ。(UST Mamiya Recoil 460 ES SmacWrapフジクラ ベンタスBlue

ミッドキックポイントのシャフト

プロジェクトXよりも打ち出しが高くなりやすく、中級者にも扱いやすい特性を持っています。(モーダス120など)

マルチマテリアルシャフト

スチールとカーボンの特性を組み合わせたシャフトで、幅広いプレイヤーに適しています。(三菱ケミカルTensei AV Blueなど)

使用プロ

中島啓太選手

ローリー・マキロイ選手(プロ入り後の2007年以降、プロジェクトXのシャフトを使用していました)

プロジェクトXとダイナミックゴールドを比較

特徴プロジェクトXダイナミックゴールド
キックポイント元調子中調子
重量やや重め重め
フィーリング硬めやや柔らかめ
コントロール性能非常に高い高い
適性スイングスピード速い中~速い
使用プロ多い非常に多い
価格帯高価やや高価

ダイナミックゴールドがおすすめな人は?

中級者から上級者・・・プロジェクトXよりもやや扱いやすい特性を持っています。

✅中~高スイングスピード・・・プロジェクトXほど高いスイングスピードを必要としません。

✅柔らかめのフィーリングが好きな人

✅幅広い番手で一貫したフィーリングを求める人

✅伝統的なシャフト設計が好きな人・・・ダイナミックゴールドは長年にわたり多くのプロに使用されてきた伝統的なシャフトです。

一方で、プロジェクトXはヘッドスピードが速く、精密なコントロールが得意な方におすすめです。とはいえ、スイングの特性や感覚は人それぞれなので、まずは試打してみて、自分に合った感覚を確かめてみてくださいね。

まとめ

• PGAやヨーロピアンツアープロに人気の高性能シャフト

• 各番手で最適なテーパー角を計算し、エネルギー伝達を最大化

• 元調子設計でコントロール性能が高い

• 重量管理、ライフリング構造、ステップレス設計を採用

• 全体的に硬め・重めで、ハードヒッター向け

• フレックスは5.0(R+)から7.0(X+)まで、重量は110g〜130g

• 適正ヘッドスピードは40m/s以上、主に44m/s以上向け

• 高いコントロール性と安定性が特徴

• カーボン製やドライバー用もあり、それぞれの利点がある

• ハードヒッター、高スイングスピード、精密なコントロールを求めるプレイヤーに適している

• スイングスピードが遅い、初心者・中級者、柔らかいフィーリングを好む人には不向き

• 合わない人には、軽量スチール、カーボン、ミッドキックポイント、マルチマテリアルシャフトがおすすめ

• ダイナミックゴールドと比べ、よりハードヒッター向けの特性を持つ

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