KBSシャフトは、ゴルファーのスイングスタイルや好みに合わせて選べる高性能シャフトです。
しなやかさと安定感を兼ね備えた設計で、スムーズなスイングを求める方に最適♪
ヘッドスピードの目安はだいたい40m/s以上です。
この記事では、KBSシャフトが合う人の特徴を解説し、それぞれのヘッドスピードや振動数、モデルごとの特性について詳しく紹介します。
KBSシャフトの特徴

✅多様なラインアップ
スイングスタイルや好みに応じて選べる多様なモデルが揃っています。代表的なモデルには、KBS TOUR、KBS TOUR 90、KBS C-TAPER、KBS MAXなどがあります。
✅優れた打感
カーボンシャフトよりもスイング軌道が安定しやすいスチールシャフトを主体としており、精度の高いヒットが可能です。スイートスポットでボールを捉えると心地よい打感が得られます。
✅耐久性が高い
スチール製のシャフトはカーボンに比べて耐久性が高く、擦り傷や当たり傷にも強いです。
✅フレックスと調子が多い
さまざまなフレックス(硬さ)や調子(キックポイント)から自分のスイングスタイルに合ったものを選ぶことができます。そのため、ボールの飛び方や方向性が調整しやすいです。
ヘッドスピード・振動数(KBSツアー90/110/120・C-TAPER)
※以下の数値はあくまで目安であり、個々のゴルファーのスイング特性や好みによって最適なフレックスは変わる可能性があります。
フレックス | ヘッドスピード目安(m/s) | 振動数目安(cpm) | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
KBSツアー | R | 38〜42 | 250〜260 | 安定性と操作性に優れる、幅広い層に人気 |
R+ | 40〜44 | 255〜265 | Rよりも少し硬め | |
S | 42〜46 | 260〜270 | スタンダードな硬さ | |
S+ | 44〜48 | 265〜275 | Sよりも少し硬め | |
X | 46〜50 | 270〜280 | ヘッドスピードが速い上級者向け | |
KBS C-TAPER | R | 40〜44 | 260〜270 | 低スピンで強弾道、ヘッドスピードのある方向け |
R+ | 42〜46 | 265〜275 | Rよりも少し硬め | |
S | 44〜48 | 270〜280 | スタンダードな硬さ | |
S+ | 46〜50 | 275〜285 | Sよりも少し硬め | |
X | 48〜52 | 280〜290 | ヘッドスピードが速い上級者向け | |
KBSツアー 90 | R | 33〜38 | 230〜240 | 軽量で振り抜きが良く、ボールも上がりやすい |
S | 35〜40 | 240〜250 | Rよりも少し硬め | |
KBSツアー 110 | R | 38〜43 | 255〜265 | TOURよりもやや軽量で操作性も高い |
S | 40〜45 | 260〜270 | スタンダードな硬さ | |
X | 43〜48 | 270〜280 | ヘッドスピードが速い上級者向け | |
KBSツアー 120 | R | 40〜45 | 265〜275 | TOURよりも重量があり、安定性が高い |
S | 43〜48 | 270〜280 | スタンダードな硬さ | |
X | 45〜50 | 280〜290 | ヘッドスピードが速い上級者向け |
今よりもヘッドスピードを上げたい場合は、スイングの質を高めましょう。
より早く、正確なスイングを習得したい方は、自宅で練習できるスイングトレーナーを使った練習が効果的です。
KBSシャフトが合う人
KBSのシャフトが合う人の特徴は、主に以下の3点です。
✅ヘッドスピードの目安は40m/s以上(中〜上級者向け)
✅コントロール、方向性、フィーリング重視の方
✅弾道特性を選びたい、カスタム性重視の方
KBS C-TAPER
KBS C-TAPERは、テーパー形状が特徴的なシャフトで、独特の性能特性を持っています。
しっかりとした打感があり、振り抜きが良いのが特徴です。
合う人
- ヘッドスピードの目安は40m/s以上
- 特にダウンブローでボールを捉えるタイプの方
- 弾道やスピン量をコントロールしたい方(C-TAPERは、操作性が高く、意図した弾道を打ちやすいのが特徴です。)
- しっかり感があり、安定した振り抜きを好む方におすすめ
- 中級者〜上級者(ヘッドスピードがあれば初心者でも◎)
- 飛距離アップを目指したい方(C-TAPERは、エネルギー伝導効率が高く、ボール初速を高める効果が期待できます。)
KBSツアー90
KBSツアー90は、KBSツアーの軽量バージョンとして開発され、振り抜きが良く、ヘッドスピードを上げやすいのが特徴です。
合う人
- ヘッドスピードの目安は35〜42m/s
- ゆったりとしたテンポでスイングする方
- 飛距離アップを目指したい方
- 初心者やアベレージゴルファーでも扱いやすい(ボールが上がりやすく、ミスヒットにも寛容)
- 体力に自信がない方やシニアゴルファー、女性
- 軽くて振り抜きが良いシャフトが好きな方
- 初心者〜中級者
KBSツアー110
KBSツアー110は、KBSツアーに比べて、より操作性と振り抜きやすさを追求したモデルです。
手元側のしなりを感じやすく、より操作性に優れています。
合う人
- ヘッドスピードの目安は38〜43m/s
- スムーズなテンポでスイングする方
- 弾道やスピン量をコントロールしたい方
- ストレートボールを打ちたい方
- 飛距離アップを目指したい方(軽量化により、ヘッドスピードが上がりやすく、ボール初速を高める効果が期待できます。)
- 軽くて振り抜きが良いシャフトを好きな方
KBSツアー120
KBS TOUR 120は、KBSツアーシリーズの中でも重量感があり、安定性に特化したモデルです。
重量があり、しっかりとした振り抜きと安定感を実現、インパクト時のヘッドのブレを抑え、方向安定性に優れています。操作性も高く、意図した弾道を打ちやすいのが特徴です。
合う人
- ヘッドスピードの目安は43〜48m/s
- 力強いスイングをする方
- 方向安定性を重視し、正確なショットを打ちたい方
- しっかりとしたスイングで、安定した飛距離を求める方
- 球筋をコントロールしたい方(TOUR 120は、安定性だけでなく、操作性も兼ね備えています。)
- 中級者〜上級者
KBSシャフトはどこの国?
KBSシャフトは、アメリカ合衆国で開発・製造されているゴルフシャフトブランドです。
KBSは「Kim Braly Signature」の略称で、創設者であるキム・ブレイリー氏の名前に由来しています。
アメリカのゴルフ用品メーカーであるFST社の一部門として設立されたKBSは、高品質なスチールシャフトの開発に特化しており、多くのツアープロも愛用しています。
KBSシャフトとダイナミックゴールドとの違い
KBSシャフトとダイナミックゴールドは、どちらも高品質なスチールシャフトです。
以下にそれぞれの人気シャフトを比較しています。
特徴 | KBSツアー(S) | ダイナミックゴールドS200 |
---|---|---|
設計 | 中調子〜中元調子 | 元調子 |
重量 | 120g | 116〜120g |
調子 | 中調子〜中元調子 | 元調子 |
ターゲット層 | 幅広いゴルファー | 中上級者、体力のある上級者 |
コントロール性能 | 高い | 非常に高い |
安定性 | 高い | 非常に高い |
打感 | ソフトで弾き感がある | やや硬め |
弾道特性 | 中〜高弾道 | 低弾道 |
ヘッドスピードの目安 | 40〜45m/s | 42〜48m/s |
KBSツアーは、幅広い層のゴルファーに扱いやすいシャフトですが、特にスムーズなスイングで、球筋をコントロールしたいゴルファーにおすすめです。
ダイナミックゴールドS200は、しっかりとした打感と高いコントロール性能が特徴で、パワーヒッターや、球筋を正確に打ち分けたいゴルファーに人気があります。
まとめ:KBSシャフトが合う人・ダイナミックゴールドS200と比較
✅ KBSシャフトの特徴
- 多様なモデル展開(KBS TOUR、C-TAPER、MAXなど)
- スチール主体で安定した打感と高い耐久性
- フレックス・調子の選択肢が豊富
✅ KBSシャフトが合う人
- ヘッドスピード40m/s以上の中〜上級者向け
- コントロール・方向性・フィーリングを重視する人
- 自分に合った弾道を選びたい人
✅ モデル別の特徴
- KBS C-TAPER:低スピン・強弾道向け(上級者向け)
- KBSツアー90:軽量で振り抜きが良く、初心者〜中級者向け
- KBSツアー110:操作性と振り抜きやすさを重視
- KBSツアー120:重量感があり、安定性・コントロール性◎
✅ KBSとダイナミックゴールドの違い
- KBSはスムーズなスイング向け、操作性・弾き感がある
- ダイナミックゴールドはしっかりした打感、低弾道、パワーヒッター向け
KBSシャフトは、フィーリングや弾道を重視する方に最適です♪