キャスコのドルフィンウェッジは、「潜らない、刺さらない」というコンセプトで、バンカーショットやアプローチに悩むゴルファーから非常に人気です🐬
特に、DW-120とDW-123で、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
▶バンカーが苦手、ダフリが多い ➡DW-120の56・58度がおすすめ。
▶アプローチの精度を高めたい、様々なライに対応したい ➡DW-123の50度・52度がおすすめ。
(ロフト角が小さいほど、ボールは低く飛び出しランが多くなります。)
以下の記事では、ドルフィンウェッジDW-120とDW-123の違いを徹底比較し、スペックの違いはもちろん、ヘッドスピード、おすすめのロフト角、シャフトについて詳しく解説していきます。
ドルフィンウェッジ120と123の違いを徹底比較
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DW-120が合う人
- グースネックを好む人・・・DW-120はセミグースネック形状のため、ボールを包み込むようなイメージで構えやすく、つかまりの良いボールを打ちたいゴルファーに最適です。
- 安定性を求める人・・・ 幅広ソールと大きなバンス角により、ダフリに強く安定したアプローチが可能です。特にバンカーショットで効果を発揮します。
- ダフリが多い人・・・ソールが滑りやすく、多少ダフってもヘッドが地面に潜りにくい設計になっています。
- バンカーが苦手な人・・・ 大きなバンス角が砂の抵抗を受けにくく、バンカーからの脱出させやすいです。
- 高弾道を打ちたい人・・・重心位置がやや後方にあるため、ボールが上がりやすい傾向があります。
DW-123が合う人
- ストレートネックを好む人・・・DW-123はストレートネック形状のため、ターゲットに対してスクエアに構えやすく、正確な方向性を出しやすいです。
- 抜けの良さを求める人・・・「クアッドソールX」により、様々なライからでも抜けが良く、スムーズなスイングが可能です。
- 様々なライに対応したい人・・・「クアッドソールX」は、芝の上、ラフ、バンカーなど、あらゆる状況で最適なパフォーマンスを発揮できるように設計されています。
- アプローチの精度を高めたい人・・・ソール形状と低重心設計により、スピンコントロールがしやすく、より精度の高いアプローチが可能です。
- 操作性を求める人・・・フェースを開いたり閉じたりといった操作がしやすく、様々なアプローチを打ちたいゴルファーに適しています。
スペック
※以下はN.S.PRO 950GH neo装着時のスペックです。
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- 上記数値はあくまで代表的なスペックであり、個体差や計測方法によって若干異なる場合があります。
- シャフトの種類(スチール/カーボン)、フレックスによってクラブ重さやバランスは変動します。
- 特にバンス角は、DW-123は「クアッドソールX」という特殊なソール形状のため、ソールの場所によって大きく数値が異なります。
評価(メリット・デメリット)
DW-120
▲デメリット: ストレートネックを好むゴルファーには違和感がある可能性がある。
〇メリット: グースネックによるつかまりの良さ、バンカーやラフからの脱出しやすさ、安定した弾道。
DW-123
▲デメリット: DW-120に比べると価格がやや高い。
〇メリット: クアッドソールXによる抜群の抜けの良さ、あらゆるライへの対応力、低重心による球の上がりやすさ。
デメリットもありますが、どちらのウェッジもバンカーショットやアプローチの苦手なゴルファーにとって大きな助けとなります。
ロフト角:何度がおすすめ?
ドルフィンウェッジは、ロフト角の選択肢が非常に多いです。
まず、ウェッジのロフト角を選ぶ上で重要なのは、使用目的と他のクラブとの繋がりです。
✅使用目的:バンカー脱出、グリーン周りのアプローチ、フルショットなど、どのような場面で使いたいかを明確に。
✅他のクラブとの繋がり:ウェッジ間のロフト角の間隔は、4〜6度程度が適切。
これを踏まえて、ドルフィンウェッジの角度別に見ていきましょう。
- 44〜48度・・・アプローチウェッジとしてフルショットや転がしアプローチに。PWとSWの間の距離ギャップを埋めたい人向け。
- 50〜52度・・・PWとSWの中間。グリーン周りの寄せに特化。距離の打ち分け、正確性を求める人向け。
- 54〜58度・・・バンカーショット、ロブショット、グリーン周りのアプローチに最適。バンカーが苦手な人、高さを出したい人、バンカーとアプローチ両方で使いたい人向け。特に56度、58度はバンカーで使いやすい。
- 60〜64度・・・特殊な状況(高いロブ、深いラフからの脱出)で使用。高度なアプローチ技術を求める人向け。
一般的には、56°〜58°のウェッジを1本持っておくと、バンカーショットやアプローチで困ることは少ないと言われています。
さらに、50°〜52°のウェッジを追加することで、より細かい距離の打ち分けが可能になります。
シャフト選び
シャフト選びは、ウェッジの性能を最大限に引き出すために非常に大切です。
自身のヘッドスピードやスイングタイプ、そして求める弾道に合わせて、最適なシャフトを選びましょう。
ヘッドスピードの目安
ドルフィンウェッジは、幅広いゴルファーに対応できるように設計されていますが、それぞれのシャフトには適正ヘッドスピードがあります。
シャフト | ヘッドスピードの目安 |
---|---|
N.S.PRO 950GH neo | 38m/s〜43m/s |
Dolphin DP-231 | 33m/s〜38m/s |
DYNAMIC GOLD S200 | 43m/s以上 |
N.S.PRO MODUS3 TOUR120 | 40m/s〜45m/s |
N.S.PRO ZELOS7/6 | 35m/s〜40m/s |
※上記はあくまで目安であり、個々のスイングや好みによって最適なシャフトは異なります。
合う人の特徴
N.S.PRO 950GH neo
スチールシャフトの定番。安定した弾道と振りやすさが特徴で、幅広いゴルファーに適しています。
NS950 NEOについての記事はこちら
Dolphin DP-231
軽量カーボンシャフト。振りやすく、ヘッドスピードが遅めのゴルファーや女性ゴルファーに適しています。
DYNAMIC GOLD S200
ハードヒッター向けの重量級スチールシャフト。しっかりとした打感と安定した方向性が特徴です。
N.S.PRO MODUS3 TOUR120
中上級者向けの操作性の高いスチールシャフト。様々な球筋を打ち分けたいゴルファーに適しています。
N.S.PRO ZELOS7/6
軽量スチールシャフト。シニアや女性ゴルファーに適しており、飛距離性能も高いです。
結論:ドルフィンウェッジ120と123の違い・おすすめのロフト角
アプローチの精度を高めたい、様々なライに対応したい → DW-123の50~52度
バンカーが苦手、ダフリに悩んでいる → DW-120の56〜58度
DW-120とDW-123の一番の違いは「ソール形状」と「ネック形状」です。
これによって得意な状況や合うゴルファーが変わってきます。
✅DW-120:バンカー・ダフリに強い!安定感重視
- ネック形状: セミグースネック(少しネックが曲がっている)で、ボールを包み込むイメージで打ちやすい。
- ソール形状: 幅広ソールでバンス角が大きく、ダフリに強い。バンカーショットでヘッドが潜りにくい。
- 合う人: バンカーが苦手、ダフリが多い、安定したアプローチをしたい。
✅DW-123:あらゆるライに対応!抜けの良さ重視
- ネック形状: ストレートネックで、目標に対して構えやすい。
- ソール形状: クアッドソールXという特殊な形状で、様々な状況(芝、ラフ、バンカー)で抜けが良い。
- 合う人: アプローチで色々な球筋を打ち分けたい、様々なライ(状況)に対応したい、アプローチの精度を高めたい。
✅ロフト角
- 50°〜52°: グリーン周りの寄せに特化。距離の打ち分けがしやすく、正確性を求めるならこの角度。
- 56°〜58°:バンカー脱出に最適。アプローチでも高さを出したい場合にも有効。
- 44°〜48°:アプローチウェッジとしてフルショットや転がしアプローチに使用。
- 60°〜64°:特殊な状況(高いロブ、深いラフからの脱出)で使用。上級者向け。
人気なのはDW-123です♪