クリーブランドRTZ 2 ウエッジの特徴と合う人・選び方解説

クリーブランドゴルフの「RTZ 2 ウエッジ」は、グリーン周りの寄せからフルショットまでを担うクラブです。ソールの形を自分の打ち方に合わせ、距離感と球の上げ方にこだわりたい方におすすめです。

幅広い場面で使うならMid、軟らかい砂や打ち込みに合わせるならFull、フェースを開く操作も楽しみたいなら新しい588が選びやすいと思います。素材の名前だけで決めず、使いたい場面とソールを組み合わせるのが、このクラブ選びのポイントです。

右用。Amazon:N.S.PRO 950GH neo/58度Low・6度。楽天・Yahoo!:N.S.PRO MODUS³ TOUR 115/S、ロフト・グラインド選択。取り寄せ・受注生産を含みます。 写真はMODUS³ TOUR 115仕様です。
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RTZ 2 ウエッジの特徴は?素材とロフト別設計が支える操作性

  • Z-ALLOYを継承:ウエッジ専用の合金を使い、打感と重量配分にこだわっています。
  • ZIPCORE iQで重心設計を細分化:ロフトとソール形状ごとの使われ方を踏まえ、打点がずれたときの安定性を狙っています。
  • ソールを見直し、588を追加:まっすぐ構えるショットからフェースを開くアプローチまで、希望に合わせて選べます。
  • 濡れた状況も考えたフェース加工:芝や水分が挟まる場面のスピンコントロールを重視しています。

素材が軽いからこそ、重さを置く場所を工夫できる

Z-ALLOYは、クリーブランドゴルフがウエッジ用に開発した合金です。前モデルのRTZ ウエッジから採用されており、RTZ 2 ウエッジで初めて使われた素材ではありません。

軽い比重の素材を使うと、ヘッドの形を保ちながら、重さを別の場所へ振り分けやすくなります。RTZ 2 ウエッジはこの自由度を活かし、打感とショットの安定性を両立させようとしています。

ヘッドの製法はロストワックス精密鋳造。型で細かな形を作り込む方法で、軟鉄鍛造のウエッジとは製法が異なります。鍛造という条件よりも、合金の打感やソールの選択肢を重視する方に魅力のある設計です。素材・製法の公式仕様

ZIPCORE iQは、番手ごとの打点の違いに合わせる技術

ZIPCORE iQは、ネック内部の軽いセラミック部品と、ヘッド背面の厚みを調整する技術です。メーカーは、ロフトが大きくなるとフェースを開閉する使い方が増え、打点が上下に散らばりやすくなる点に着目しています。

そこで、ロフトとグラインドごとに重量配分を変えています。グラインドとは、地面に触れるソールを削って形を整えること。フルショットが多い番手と、開いて使う番手では、欲しい働きも違いますよね。その違いまで作り分けたところが、今回の改良の面白さです。メーカーの開発者説明

溝と表面加工で、芝や水分のある場面にも対応する

ULTIZIP(アルチジップ)は、深く狭い溝の設計。HYDRAZIP(ハイドラジップ)は、ロフトに応じた表面の粗さとレーザー加工を組み合わせた技術です。

フェアウェイのきれいなライだけでなく、ラフや朝露のある芝からも寄せたい。その希望に対し、フェースとボールの間に入る芝や水分を考えた設計になっています。雨の日に止めたい方にも注目してほしい部分ですが、購入の決め手は、ご自身の打ち方に合うソールまで選べる点にあります。

RTZ 2 ウエッジが合う人

  • 寄せ方に合わせてソールを選びたい方:正面で打つ、開いて上げるなど、使い方に合わせた選択肢があります。
  • 番手ごとの距離感を大切にしたい方:ロフト別の重量配分にこだわり、番手の役割に合わせて揃えたい方におすすめです。
  • 初代の素材を気に入り、抜けや構えやすさを見直したい方:Z-ALLOYを残しながら、ソールを改良したモデルです。

スクエアにも開いても使える一本が欲しい方

フェースをまっすぐ向けるだけでなく、少し開いて高さを出す使い方もしたいなら、588がおすすめです。地面に近いリーディングエッジと、削ったヒール側が特徴。リーディングエッジはフェースの下端、ヒールはシャフトに近い側です。

メーカーは、588を適度な打ち込みから浅めのスイングに勧めています。通常のアプローチにも使いつつ、開くショットの操作性も欲しい方に、おすすめのグラインドです。

56度の588では、まっすぐ構えやすく、開かずに寄せる使い方を評価する声もあるようです。普段は正面で寄せて、ときどきフェースを開きたい方にもおすすめです。

距離を打ち分ける番手にも、設計のつながりを求める方

短い寄せ専用の一本だけでなく、グリーンを狙うフルショット用のウエッジも揃えたい方に向いています。たとえば、短い番手の距離の空きを埋める50度や52度と、グリーン周りで使う56度や58度では、役割が違います。

RTZ 2 ウエッジなら、ロフトごとの重量配分とソールの違いを踏まえ、役割に合わせた組み合わせを作れます。全番手を同じグラインドに揃えるより、フルショット用はMid、砂から使う番手はFullという選び方もおすすめです。

初代の打感を気に入っている方

前モデルのRTZ ウエッジからの買い替えでは、素材の刷新よりも、ソールと形の改良が主な見どころです。公開された使用評価には、構えやすさや抜けのよさを評価する声もあるようです。

初代の打感が好きで、もう少し自分の寄せ方に合うソールを選びたい方なら、RTZ 2 ウエッジへの買い替えをおすすめしやすいと思います。

RTZ 2 ウエッジが合わない人

  • ミスを補う幅広ソールを最優先したい方:多彩な操作よりも、まずソール幅やヘッド形状を重視したお助け系ウエッジが向いています。
  • 軟鉄鍛造という製法にこだわる方:Z-ALLOYの精密鋳造という作りが、希望と異なります。
  • 今の初代で寄せに困っておらず、出費を抑えたい方:素材やフェース技術に共通点があり、買い替えを急ぐ必要はありません。

打ち方よりも、ソールの助けを大きくしたい方

RTZ 2 ウエッジのFullは、打ち込むスイングや軟らかいコンディションに合わせやすい選択肢です。一方、購入の目的が「開く操作より、とにかくザックリへの不安を減らしたい」なら、グラインドの細かな選び分けより、幅広ソールのヘッドを優先する方が希望に近いと思います。

鍛造のウエッジを指定して探している方

RTZ 2 ウエッジのソフトな打感を狙う設計と、軟鉄を鍛造する製法は別の話です。鍛造という作りそのものに愛着がある方には、その条件に合うモデルをおすすめします。打感の好みから選ぶ方は、製法名だけよりも、今使っているクラブで好きな感触を基準にすると決めやすいですね。

予算を抑えて、今の寄せ方を続けたい方

初代のRTZ ウエッジにも、Z-ALLOYやHYDRAZIP、ULTIZIPが採用されています。今のクラブで距離感や抜けに困っていなければ、そのまま使い続ける選択も十分おすすめです。買い替えるなら「588を使いたい」「ソールを変えたい」といった、変える理由があると納得しやすいと思います。

RTZ 2 ウエッジと初代RTZ ウエッジの違い

比べる点 RTZ 2 ウエッジ RTZ ウエッジ
ヘッド素材 Z-ALLOY Z-ALLOY
重量配分 ZIPCORE iQでロフト・グラインド別に設計 ZIPCOREを採用
ソール 既存形状を見直し、588を追加 Low・Mid・Full・Adapt
フェース技術 HYDRAZIP・ULTIZIP HYDRAZIP・ULTIZIP

買い替えで注目したいのは、新素材になったかよりも、希望するソールがあるかです。メーカーの開発者説明でも、グラインドの見直しとZIPCORE iQを主な変更点に挙げています。

初代から使っている方は、同じロフトでもグラインド名とソール形状まで見て選ぶのがおすすめです。初代の公式仕様

RTZ 2 ウエッジのグラインドは、使う場面から選ぶ

バンスは、ソールが地面に当たってヘッドの潜り込みを抑える働きに関わる部分です。大きさに加え、削り方やソール幅も使い心地に関係します。

グラインド ロフト・バンス おすすめの使い方
Mid 46〜60度・10度 幅広い状況で一本を使いたい
Full 54〜60度・12度 軟らかい砂・芝で、打ち込む使い方が多い
588 56〜60度・8度 適度な打ち込みから浅めの入れ方で、開く操作も使いたい
Low 58・60度・6度 硬い地面からクリーンに打ち、多彩に操作したい
Adapt(FULL-FACE) 54〜60度と64度・8度 フェースを開くショットを多用したい

ロフトの範囲内には設定のない角度もあります。たとえばMidは46・48・50・52・54・56・58・60度です。購入時にはロフトとグラインドの組み合わせを選びます。グラインドの公式説明・設定一覧

迷うならMid、バンカー重視ならFull

フェースを大きく開かず、幅広い場面で使う一本ならMidがおすすめです。V字形状のソールで、メーカーも汎用性を重視しています。

砂が軟らかいバンカーや、ヘッドが深く入りやすい打ち方に合わせるならFull。硬い地面を浅くとらえる使い方ならLowというように、いつも困る場面で選ぶと絞りやすくなります。

開く操作を使うなら588とAdapt(FULL-FACE)

通常の構えと、少し開く使い方の両方を一本に求める方には588がおすすめです。より積極的にフェースを開いて使い、フェース全面の溝も欲しい方にはAdapt(FULL-FACE)が向いています。

588とFullは別のグラインドです。588がフルソールタイプだからといって、商品選択欄のFullを選ぶと違う仕様になります。「56度・588・バンス8度」のように、角度と名前をセットで選んでください。

ロフトとシャフトは、今のアイアンからつなげる

ロフトはピッチングウエッジとの間隔から

ピッチングウエッジ(PW)が44度なら、48・52・56度はロフト差を均等にする組み合わせの例です。PWが46度なら、50・54・58度という組み方もできます。これはロフト差で組んだ例で、距離を測った結果ではありません。

二本に絞る場合は、PWの次に打つ距離を埋める一本と、砂やグリーン周りを担当する一本を分けると選びやすくなります。高さを出す用途が少なければ、64度を追加するより、普段のアプローチに合う56度や58度を優先するのがおすすめです。

純正スチールは、重さの流れを選べる三種類

純正シャフト 58度での装着重量 選ぶ理由
N.S.PRO 950GH neo 92g・S 純正の中で軽めを選びたい
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 106g・S 軽量側と重量側の中間を選びたい
ダイナミックゴールド 115g・S200 純正の中で重量感を残したい

重量はシャフト単体のカタログ重量ではなく、メーカーが示す58度への装着重量です。今のアイアンとのつながりを考える際は、同じ基準の重さで見てください。シャフトの公式仕様

軽めのスチールを使っていて、ウエッジだけ急に重くしたくない方ならN.S.PRO 950GH neo。少し重量感を加えたい方はN.S.PRO MODUS³ TOUR 115、しっかりした重量感を好む方はダイナミックゴールドがおすすめです。

N.S.PRO 950GH neoの特徴も、今のアイアンとのつながりを考える参考になります。

購入前に選ぶ仕上げ・左右用・納期

RTZ 2 ウエッジは2026年9月12日発売。ツアーサテンとブラックサテンのメーカー希望小売価格は税込27,500円、特注のツアーラックは税込31,900円です。発売日・価格の公式発表

ノーメッキの質感を楽しみたい方にはツアーラックがあります。ただし、錆びにくい素材でも、使用後の土や水分を拭き取る手入れは必要です。仕上げの色だけでなく、納期まで含めて選ぶのが良いと思います。

左用はツアーサテンに設定がありますが、右用と同じ選択肢ではありません。また、ブラックサテンのN.S.PRO MODUS³ TOUR 115や、グラインドの一部は特注対応です。急ぎなら通常生産の仕様から、欲しいソールを優先するなら受注生産も含めて選ぶと決めやすくなります。

販売店で「2027年モデル」と表記されることもあるので、年式だけより、RTZ 2 ウエッジの名称・仕上げ・左右・ロフト・グラインド・シャフトを合わせて選んでください。

まとめ:RTZ 2 ウエッジは、寄せ方に合うソールで選びたい

RTZ 2 ウエッジは、Z-ALLOYの素材を継承し、ロフト別の重量配分とソールを見直したモデルです。新しい588を含め、使いたい場面に合わせて選べるところが魅力です。

幅広く使うならMid、軟らかい砂や打ち込むスイングならFull、開く操作も楽しみたいなら588がおすすめです。今のクラブから変えたい点がはっきりしている方には、おすすめできる一本だと思います。

自分の寄せ方に合ったソールを選んで、グリーン周りで頼れる一本にしてくださいね。

右用。Amazon:N.S.PRO 950GH neo/58度Low・6度。楽天・Yahoo!:N.S.PRO MODUS³ TOUR 115/S、ロフト・グラインド選択。取り寄せ・受注生産を含みます。 写真はMODUS³ TOUR 115仕様です。
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