ツアーAD IZは、パワーを無駄なくボールに伝える鋭い飛びと安定した弾道が特徴のシャフト。
グラファイトデザイン社の技術が詰まったこのシャフトは、安定した飛距離性能と正確なコントロール性能で、中上級者から絶大な人気を得ています✨
この記事では、そんな人気のツアーAD IZを以下のポイントについて詳しく解説します。
・合う人、合わない人の特徴
・適正ヘッドスピード・シャフトの相性
・プロ使用
・振動数や剛性分布によるシャフトの性能
・中古の選び方
ツアーAD IZの特徴
✅中調子設計
✅高弾道
✅低スピン性能
✅高い飛距離性能
✅高い安定性
適正ヘッドスピード(5S・6Sなど)
目安は、40m/sから52m/s
モデル名 | フレックス | 適正ヘッドスピード (m/s) |
---|---|---|
IZ-4 | R2 | 40~45 |
R1 | 40~45 | |
S | 40~45 | |
IZ-5 | R2 | 42~47 |
R1 | 42~47 | |
S | 42~47 | |
X | 42~47 | |
IZ-6 | SR | 44~48 |
S | 44~48 | |
X | 44~48 | |
IZ-7 | S | 45~50 |
X | 45~50 | |
IZ-8 | S | 46~52 |
X | 46~52 |
✅5Sは主に中級者~上級者向けで、女性やシニアゴルファーにも適しています。6Sは上級者向けです。
さらに、ヘッドスピードを伸ばしたい場合は、プロ推奨のスイングトレーナーの使用が効果的です。
振動数(5S・6Sなど)
ツアーAD IZの振動数は、モデルによって異なりますが、一般的に中間的な剛性を持っています。また、4→8で、振動数が徐々に増加していることがわかります。
モデル名 | フレックス | 振動数 (CPM) |
---|---|---|
IZ-4 | S | 約247(推定) |
IZ-5 | S | 約256 |
IZ-6 | S | 約261 |
IZ-7 | S | 約267(推定) |
IZ-8 | S | 約267(推定) |
✅IZ-5はより柔軟性を求める方に向いている
✅IZ-6は高いコントロールと安定性を求める方に向いている
剛性分布(5S・6Sなど)
モデル名 | フレックス | 手元部の剛性 | 中間部の剛性 | 先端部の剛性 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
IZ-4 | R2 | 柔らかめ | 中間 | 硬め | 手元がしっかりしていて、切り返しが取りやすい。 |
R1 | 柔らかめ | 中間 | 硬め | 同上。 | |
S | 柔らかめ | 中間 | 硬め | 同上。 | |
IZ-5 | R2 | 中間 | 中間 | 硬め | 飛距離とコントロールを両立。 |
R1 | 中間 | 中間 | 硬め | 同上。 | |
S | 中間 | 中間 | 硬め | 同上。 | |
X | 中間 | 中間 | 硬め | 同上。 | |
IZ-6 | SR | 中間から硬め | 硬め | 硬め | 高速スイングに対応し、安定した弾道を提供。 |
S | 中間から硬め | 硬め | 硬め | 同上。 | |
X | 中間から硬め | 硬め | 硬め | 同上。 | |
IZ-7 | S | 硬め | 硬め | 硬め | パワフルなプレーヤー向けで、強い打撃感を提供。 |
X | 硬め | 硬め | 硬め | 同上。 | |
IZ-8 | S | 硬め | 硬め | 硬め | 高弾道で飛距離性能が高い。 |
X | 硬め | 硬め | 硬め | 同上。 |
ツアーAD IZは、手元がしっかりしている一方で、中間から先端にかけて徐々に硬さが増す設計になっています。このため、ヘッドスピードの速いゴルファーでもインパクト時にシャフトが適度にしなり、飛距離とコントロールを両立させることができます。
✅IZ-5は中間的な剛性で、特にフレックスSは扱いやすく、過度に硬く感じることなく、しなり感を楽しむことができます。
✅IZ-6以降は、より硬くなり、高速スイングに対応した設計となっており、特にパワフルなプレーヤー向け
似たシャフト
以下のシャフトは、ツアーAD IZのように、中級者から上級者向けで、安定性と操作性のバランスが取れています。
✅ツアーAD XC
- IZと同様に操作性を重視した設計
- やや硬めのフィーリングが特徴
✅ディアマナシリーズ
- しっかりとした打感と操作性を提供
- 中上級者向けの特性
✅フジクラ スピーダー
- 飛距離重視の設計
- 軽量で、ヘッドスピードが遅めの人にも適している
✅ツアーAD DI
- IZの前身モデルで、似た振り心地
- 幅広いゴルファーに適合する特性
✅ツアーAD PT
- IZと似た振り心地
- 安定性と操作性のバランスが取れている
タイトリストの相性
タイトリストのクラブは、ツアーAD IZとの組み合わせによっては非常に相性が良いです。おすすめは、TSi3とTSi2ドライバー。
特にヘッドスピードが速い方は、飛距離とコントロール性能の向上が期待できるでしょう。
✅TSi3・・・方向性と飛距離のバランスが優れており、ツアーAD IZとの組み合わせで特にパフォーマンスを発揮。シャフトの剛性が高く、インパクト時のエネルギーロスを抑えるため、安定したショットが可能。
✅TSi2・・・やや優しい設計で、スイングにあまり力を入れない人でも扱いやすい。ツアーAD IZとの組み合わせで、飛距離とコントロール性能の向上が期待できる。
ツアーAD IZが合う人・合わない人の特徴
合う人
• ヘッドスピードが適度に速い(目安は40~48m/s)
• インパクト時にしっかりとシャフトのしなりを感じられる人
• 強めのフィードバックを好むゴルファー
• 方向性と飛距離のバランスを求めている人
• 中級者から上級者で、安定したスイングを持つ人
合わない人
• ヘッドスピードが遅い(40m/s以下)
• スイングが不安定な人(スイングトレーナーの使用が効果的)
• しっかりとしたシャフトを使いこなせない人
• 軽量シャフトやより柔らかいフィーリングを好む人
• ミスショット時の許容範囲を広くしたい人
合わない人におすすめのシャフト
以下のような軽量で柔らかく、より扱いやすいシャフトがおすすめです。
✅N.S.PRO 950GH
✅KBS Tour 90
✅Project X LZ
✅ダイナミックゴールド95 など
ツアーAD IZの評価と中古の選び方
ツアーAD IZは、特に中級者から上級者向けのシャフトで、操作性や飛距離性能、打感の良さから高く評価されています。
主な口コミは以下の通りです。
「切り返しがしやすい」
「インパクト後のブレが少なく、狙った方向に飛びやすい」
「飛距離が大幅に向上した」
「280ヤードを軽く飛ばせた」
「インパクトの際にボールがフェイスにくっついている感覚を感じた」
※ただし、ヘッドスピードやスイングスタイルによっては合わない場合もあります。
使用プロ
✅松山英樹プロ
✅石川遼プロ
中古の選び方
ツアーAD IZは、高性能で耐久性があり、比較的長持ちするため、中古での購入も検討する価値があります。
購入時には、シャフトの状態や振動数などを確認し、できるだけ使用感の少ないものを選ぶと良いでしょう。
価格帯:新品と比べて3割から5割安く手に入る。
中古でも性能が衰えにくい:シャフトは消耗しにくいため、状態の良い中古品を見つけやすい。
ツアーad izが合う人の特徴!シャフト5sのヘッドスピードや振動数についても解説・まとめ
- ヘッドスピード40~48m/sのゴルファーに最適。
- 軽量シャフトでありながら安定感も兼ね備えている。
- 多くのプロゴルファーが愛用しており、評価が高い。
- 中古市場でも人気が高く、お得に手に入れることが可能。
- タイトリストとの相性が良く、特にドライバーやフェアウェイウッドで高評価。
- 剛性分布により、しなりと安定感のバランスが優れている。