フジクラの26 VENTUS TR BLUEは、ウッド用の中元調子シャフトです。24 VENTUS BLUEのしなりにもう少し張りが欲しい方や、VENTUS TR BLUE(旧モデル)から振り心地を変えたい方におすすめ。今のシャフトで狙った場所へ打てているなら、使い続ける選択も残しておきましょう。
1. 26 VENTUS TR BLUEが合うのは、どんな人?
26 VENTUS TR BLUEを見ると、「今のものより飛ぶのかな」と気になりますよね。買い替えを考えるなら、まずは今の一本で変えたいところをはっきりさせると選びやすくなります。
| 今のシャフト・気になること | おすすめの選び方 |
|---|---|
| 24 VENTUS BLUEは振りやすいけれど、強く振ったときにもう少し張りが欲しい | 26 VENTUS TR BLUEと同じ重量帯・硬さで比べてみましょう |
| VENTUS TR BLUE(旧モデル)の手元が硬く感じ、切り返しのタイミングを変えたい | 26 VENTUS TR BLUEと24 VENTUS BLUEを並べ、しなりを感じる場所を比べましょう |
| 今の一本でキャリーも左右の幅も安定している | 買い替えを急がず、今の一本を使い続けるのがおすすめです |
| 重いシャフトで後半に振り切れなくなる | 同じ「6S」の買い替えより、まず完成クラブの重さと長さを見直しましょう |
3世代の6Xを同じヘッドで打ったゴルフライター・鶴原弘高氏は、24 VENTUS BLUEのしなりに対し、26 VENTUS TR BLUEでは張りと弾きを感じたと報告しています。VENTUS TR BLUE(旧モデル)は手元側が硬く感じられたとのこと。同じVENTUSシリーズのBLUEモデルでも、切り返しの感触には違いがあります。3世代を打ち比べた試打記事
たとえば、24 VENTUS BLUEでゆったり振ると合うのに、飛ばそうとすると待ちづらい。そんな方には26 VENTUS TR BLUEを比べる理由があります。一方、24 VENTUS BLUEのゆったりしたしなりが好きなら、その感触まで手放す必要はありません。
2. VENTUS TR BLUE(旧モデル)・24 VENTUS BLUE・26 VENTUS TR BLUEは何が違う?
26 VENTUS TR BLUEはVeloCore Plusと開繊クロス材を組み合わせたモデル
26 VENTUS TR BLUEは、芯を外したときのヘッドのねじれを抑えるための「VeloCore Plus」を採用。さらに外側の開繊クロス材で、中間部分のねじれや曲がりにくさを高めています。振ったときの感触を保ちながら、強く振る場面での安定性を求めた設計です。フジクラ公式の製品説明
VENTUS TR BLUE(旧モデル)にも開繊クロス材は使われていますが、採用技術はVeloCore。24 VENTUS BLUEはVeloCore Plusを採用しています。VENTUS TR BLUE(旧モデル)の公式説明・24 VENTUS BLUEの公式説明
店頭や通販では、「TRが付いているか」と「26か旧型か」をセットで見ておきましょう。24 VENTUS BLUEを、VENTUS TR BLUE(旧モデル)の単純な後継と考えると選びづらくなります。
同じ5S・6Sでも、重さが違います
国内向け公式仕様の比較です。いずれも加工前のシャフト重量で、組み上がったクラブ全体の重さとは分けて見ます。
| モデル | 5S:重量/トルク | 6S:重量/トルク |
|---|---|---|
| VENTUS TR BLUE(旧モデル) | 58.0g/3.3度 | 68.0g/3.1度 |
| 24 VENTUS BLUE | 58.5g/3.5度 | 65.5g/3.3度 |
| 26 VENTUS TR BLUE | 61.0g/3.4度 | 69.5g/3.1度 |
出典:VENTUS TR BLUE(旧モデル)・24 VENTUS BLUE・26 VENTUS TR BLUE。3モデルとも中元調子です。
特に見落としたくないのが、26 VENTUS TR BLUEの「5S」でも61.0gあること。軽くしたい方は、型番の5だけで判断せず、今使っているシャフトの実際の重さと並べてみてください。
24 VENTUS BLUE6Sから26 VENTUS TR BLUE6Sへ替えると、公式重量では4.0g増えます。今の6Sが後半に重く感じられるなら、同じ6Sをそのまま注文するより、5の重量帯も一緒に比べる方が選びやすいです。
3. 5R・5S・6Sはどう選ぶ?
5R:26 VENTUS TR BLUEの感触を試したいけれど、Sだと力が入りすぎる方へ
26 VENTUS TR BLUEの5Rと5Sは、どちらも公式重量61.0gです。Rを選ぶ意味は、軽くすることより振り心地を変えることにあります。
クラブナビゲーターの吉田朋広氏は、Qi4Dの10.5度で5R・5Sなどを試打し、5Rにも26 VENTUS TR BLUEらしいしっかり感があると評価しています。Sを振り切ろうと力んでしまう方は、Rまで選択肢を広げてみましょう。吉田氏による試打
5S:重すぎる一本は避けつつ、しっかり振りたい方へ
5Sは、今のシャフトが60g前後で、もう少ししっかりした感触を求める方にすすめたい一本です。吉田氏の試打では、5Sにも強く振る人向けの剛性感があると評価されています。ゆっくりした切り返しで大きなしなりを感じたい方は、5Rや24 VENTUS BLUEも並べてみましょう。
ドライバーを一生懸命振らなくても、いつものテンポで最後まで振り切れるか。練習場では、力を入れた一球だけでなく、少し力を抜いた球も続けて打つと違いが分かりやすくなります。
6S:今の重量感を保ち、強く振ったときの感触を変えたい方へ
6Sの公式重量は69.5g。現在も重めのシャフトを使い、切り返しでしっかり負荷をかけて振る方にすすめたい一本です。軽快さを求める方まで、6Sを選ぶ必要はありません。
吉田氏の6S試打では、高さとスピンを抑えた弾道が報告されています。高く吹ける球が気になり、なおかつこの重量を振り切れる方には、検討する理由があります。6Sの試打内容
ヘッドスピードの数字に加え、切り返しでしっかり負荷をかけるのか、ゆっくりしならせるのかも、選ぶときに伝えたいポイントです。試すときは今のクラブも持参して、同じヘッド・長さに近い条件で比べましょう。
4. 買い替えるかは、コースで困っている一打から考える
100切りなら、飛距離よりティーショットの次が打てる場所へ
100切りを目指すなら、最長飛距離の一球より、次のショットを打てる場所に残る回数を増やしたいところです。今のシャフトで大きなミスが少ないなら、買い替えの優先度は高くありません。
26 VENTUS TR BLUEを試すときは、良かった球だけでなく、左右へ外した球も残して比べましょう。少し飛距離が伸びても、大きく曲がる球が増えるなら、その組み合わせは見送りやすくなります。
90切りなら、狙うキャリーと左右の幅を揃える
バンカーを越したいホールではキャリー、ドッグレッグでは曲がり角を突き抜けない総距離も大切です。「いちばん飛ぶ一本」を選ぶ前に、普段のコースでどこまで運びたいのかを決めると比較しやすくなります。
向かい風で吹け上がる悩みがあるなら、打ち出しとスピンを現在のクラブと比べます。球を低くすることだけを優先せず、必要なキャリーが残っているかも見ておきましょう。
フェアウェイウッドにも使いたい場合は、ドライバーの結果とは分けて考えます。ティーアップと芝からのショットでは、欲しい球の高さが違うからです。浅いラフや傾斜で使う番手なら、無理に強振せずボールを拾えるかも大事になります。
今の一本を残す方がよいのは、こんなとき
- VENTUS TR BLUE(旧モデル)や24 VENTUS BLUEで、キャリーと左右の幅がすでに揃っている。
- 新しいシャフトを振ろうとして、普段より力が入ってしまう。
- 買い替え後の良い球は増えたが、疲れたときのミスも大きくなる。
この場合は、今の一本を残しましょう。新しいモデルを使うことより、安心して次のティーショットに立てる方がスコアにつながります。
5. 通販で買う前に、スリーブ・長さ・グリップまで揃える
26 VENTUS TR BLUEを選んだら、次は「何が届く商品か」を見ておきたいところです。シャフト単体、スリーブ付き、ヘッド込みのクラブでは、購入後に必要な作業が変わります。
| 購入前に見ること | 注文するときのポイント |
|---|---|
| 商品の世代と仕様 | 「26 VENTUS TR BLUE」「VeloCore Plus」、日本仕様かUS仕様かを確認 |
| ヘッドとスリーブ | メーカー名だけでなく、使っているヘッドの型番と対応スリーブを合わせる |
| クラブの完成長 | シャフト単体の長さか、指定ヘッド装着時の長さかを確認 |
| グリップと費用 | グリップ代、組立費、送料、オプションを含めて比較 |
| 変更・キャンセル | 注文後の変更可否を確認してから、硬さ・長さを確定 |
下記は、神戸ティーオリーヴ楽天市場店が扱う日本仕様のスリーブ付き商品です。対応品スリーブで純正品ではなく、指定のグリップから変更できないタイプ。注文後の変更・キャンセル不可という条件があるため、完成長まで決めてから注文しましょう。この2商品でいう完成長は、お店の在庫ヘッドを装着したときの長さで、60度法による指定には対応していません。手持ちのクラブと同じ数字で頼む場合も、測り方を合わせておくと安心です。価格・選択できる硬さ・在庫は販売ページで確認できます。
テーラーメイド用のスリーブ付きで探す
使っているヘッドと対応条件を合わせて選びたい方はこちら。商品ページの選択肢で、モデル・硬さ・完成長を確認してください。
PING用のスリーブ付きで探す
PINGのヘッドで使いたい方はこちら。G440などの商品名だけで判断せず、手持ちのヘッドが対応欄に含まれるかまで見ておきましょう。
別メーカーのヘッドをお使いの場合も、対応するスリーブの商品を選んでください。同じシャフト名でも、上の2商品をそのまま装着できるわけではありません。
6. まとめ:変えたい振り心地があるなら26 VENTUS TR BLUE、合っているなら継続使用
24 VENTUS BLUEのしなりに張りを足したい方、VENTUS TR BLUE(旧モデル)から切り返しの感触を変えたい方は、26 VENTUS TR BLUEを比べる価値があります。
選ぶときは、今のシャフトの重さ・硬さ・完成長を揃えて比較すること。5Sでも61.0gあるので、軽量化したい方は型番だけで決めないようにしましょう。
今の一本が合っているなら、使い続けても大丈夫。買い替える理由がはっきりしたら、欲しい重量・硬さと、手持ちのヘッドに合うスリーブまで決めて探してみてください。


