フジクラのSPEEDER NX WHITEは、球の上がりやすさとつかまりを狙ったドライバー用シャフトです。低い球でキャリーが足りないならSPEEDER NX WHITE、今の高さを大きく増やさず、切り返しの間を取りたいならSPEEDER NX GOLDから選んでみましょう。
今のヘッドを使いながら、球の高さや振り心地を変えたい方に向く選択です。まずはSPEEDER NX WHITEのスリーブ付き商品の仕様を見ておくと、交換に必要な条件もつかめます。
SPEEDER NX WHITEとSPEEDER NX GOLD、迷ったら今の球の高さから
「新しいほうが自分にも合うかな」と気になりますよね。けれど、この2本は同じ性格の新旧モデルとして選ぶより、変えたい球から選ぶほうが分かりやすいです。
| 今の悩み・希望 | 先に検討したいシャフト | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 球が低く、フェアウェイまで空中で運ぶ距離が足りない | SPEEDER NX WHITE | 高さとつかまりを求める設計が、変えたい点と合う |
| 高さは足りているが、切り返しを急いでしまう | SPEEDER NX GOLD | 手元側のしなりで間を取りたいときに比べやすい |
| SPEEDER NX GREENの球筋は好きだが、振り心地を変えたい | SPEEDER NX GOLD | SPEEDER NX GREENを土台に、しなり方を見直したモデル |
| 現在の球筋・打点に不満がない | 今のシャフトを継続 | 発売年だけを理由に交換する必要はない |
上の選び分けは、SPEEDER NX WHITEの公式設計とSPEEDER NX GOLDの公式設計を踏まえた当サイトの提案です。先に「もっと高くしたいか」「今の高さを保ちたいか」を決めると、候補を絞りやすくなります。
何が違う?しなる場所と、インパクトまでの動き
SPEEDER NX WHITEは、先中調子の動きと当たりやすさを両立する設計
SPEEDER NX WHITEは2026年9月3日発売。先端をしなりやすくし、中間から手元はしっかりさせた先中調子です。ヘッド側の動きを使って球を上げたい方に、まず見てほしいモデルです。
フジクラ独自のDHXは、カーボン繊維を重ねる角度を工夫した技術。SPEEDER NX WHITEでは先中調子に合わせて見直し、インパクトでの当たり負けや球のばらつきを抑える狙いがあります。VTCも採用し、先端から中間のねじれ方を調整しています。
読むと難しく感じますが、選ぶうえでは「先が動いて球を上げるだけでなく、打点もそろえたいシャフト」と考えると分かりやすいですよ。
SPEEDER NX GOLDは、手元の間と前へ押す感覚を重視
SPEEDER NX GOLDは中調子。SPEEDER NX GREENをベースにDHXを採用し、手元側の剛性を抑えて切り返しでタメを作りやすくした設計です。
「球は十分上がるけれど、急いで振ってしまう」「手元がずっと硬く感じる」という方は、こちらから比べる理由があります。高さを足すことより、切り返しから振り抜くまでのリズムを整えたいときの候補ですね。
同じ60・Sでも、重さ以外に違いがある
| Sフレックスの仕様 | SPEEDER NX WHITE | SPEEDER NX GOLD |
|---|---|---|
| 50の重量/トルク | 54.5g/4.7度 | 53.5g/4.6度 |
| 60の重量/トルク | 62.0g/3.7度 | 62.0g/3.5度 |
| 調子 | 先中調子 | 中調子 |
数値は両モデルの公式ページの未カット製品仕様です。60・Sは同じ重さなので、現在その重量帯を無理なく使っているなら、重さを大きく変えずにしなり方を比べられます。50・Sはどちらも50g台半ばです。「50」という数字を、そのまま重量だと思わないようにしましょう。
重さも長さも一度に変えると、何が振りやすさにつながったのか分かりにくくなります。現在のクラブが重すぎないなら、まず近い重量・同じ完成長で比較するのがおすすめです。
試打ではどう評価された?高さと左右の散らばりを分けて見る
メーカーが公開した試打で、石井良介プロはSPEEDER NX WHITEの戻り方を素直に感じ、マーク金井氏も高い球を打ちやすいと評価しています。一方、SPEEDER NX GOLDの試打では、石井プロが手元のたわみとタイミングの取りやすさに触れています。フジクラのSPEEDER NX WHITE試打・SPEEDER NX GOLD試打
メーカー企画以外では、「サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳」がSPEEDER NX WHITE 60・SをTrackMan4で計測。PARADYM Ai SMOKE ♦♦♦ドライバーの9度、Pro V1x RCTを使った試打で、平均クラブスピード45.7m/s、キャリー261.3ヤードと報告しています。ただし左右の着弾幅もあり、平均の曲がりが小さいことと、毎球そろうことは別だと説明しています。試打条件と計測結果
この数値は、その試打者・組み合わせで出た結果です。選ぶときに参考にしたいのは、飛距離の数字そのものより、高さが出た球と、左右に外れた球を一緒に見ること。低い球が改善しても左のOBが増えたら、コースで使うには調整が必要です。
コースで得たい変化から選ぶ
池やバンカーを越えるキャリーが欲しいなら
低い球が手前に落ち、転がってようやく距離が出ている方は、SPEEDER NX WHITEで空中を飛ぶ距離が増えるかを見てみましょう。雨で地面が軟らかい日や、途中に障害物があるホールでは、ラン頼みの距離よりキャリーが判断材料になります。
一方、すでに十分な高さが出ているなら、さらに上げることを優先せず、SPEEDER NX GOLDと現在のシャフトで打点や方向を比べるほうが目的に合います。
風の日は「低い球になるはず」で選ばない
フジクラの公式ポジショニングでは、SPEEDER NX WHITEはSPEEDER NX GOLDより高い弾道とスピンを得やすい位置づけです。向かい風で吹け上がるのが悩みなら、SPEEDER NX GOLDから比べてみましょう。ただし、先に普段の打ち出しとスピンを見て、吹け上がっているのか、単に向かい風で距離が落ちているのかを分けたいところです。
高さを削りすぎてキャリーまで短くなる交換は避けたいですね。同じヘッド・ロフトで比べ、最長の1球よりも、狙った着地点へ集まる組み合わせを選びましょう。
100切りならOBの側、90切りなら次打の位置も見る
100切りを目指すなら、右への弱い球を減らしたいのか、左の大きなミスを減らしたいのかを先に決めます。右へ出て低く落ちる球が悩みならSPEEDER NX WHITEから、すでにつかまりが十分ならSPEEDER NX GOLDも並べて比較します。
90切りを目指すなら、曲がり幅に加えて、いつもの狙い方でフェアウェイのどこに落ちるかを見ましょう。片側のラフや傾斜へ毎回入りやすいなら、その側へのミスを減らせるかが交換の判断です。ここではティーショット用の選び方を扱い、ラフから打つフェアウェイウッドにはそのまま当てはめません。
ヘッドスピードだけで硬さを決めず、今のクラブと比べよう
硬さ選びでは、ドライバーのヘッドスピードとともに、今の重量とラウンド後半まで振り切れるかを確認しましょう。
今の重量で振れるなら、同程度の重量で両モデルを比較しましょう。後半に重さを感じるなら軽い仕様も加えます。逆に、軽くすると切り返しが急ぎやすい方は、軽量化とモデル変更を別々に試すと選びやすくなります。
SPEEDER NX WHITEの45.7m/sでの試打例だけを使って、すべての方のSフレックス適性を決めることはできません。自分の購入判断では、打点・球の高さ・大きなミスの側をそろえて比べてください。
購入候補は「モデル」と「スリーブ」をセットで選ぶ
高さを足したい:SPEEDER NX WHITEのスリーブ付きシャフト
テーラーメイドの対応ヘッドを使い、球の高さを変えたい方には、ティーオリーヴ芦屋店のスリーブ付き商品が候補になります。案内先は互換スリーブの組立商品で、ヘッドは付属しません。
販売店は12ポジション対応ヘッドとの互換性を案内しています。以前の8ポジションのモデルは対象外です。使うヘッド名、重量・フレックス、装着後のクラブ長を選び、グリップの追加料金も含めて見ておきましょう。注文後の変更・キャンセル不可という条件があります。販売店の商品説明
切り返しの間を作りたい:SPEEDER NX GOLDのスリーブ付きシャフト
SPEEDER NX GOLDにも、ティーオリーヴ芦屋店のテーラーメイド用互換スリーブ付き商品があります。こちらもヘッドは別売で、12ポジション対応、以前の8ポジションは対象外です。注文後の変更・キャンセルができないため、ヘッド名と完成長を決めてから注文しましょう。
SPEEDER NX WHITEと価格を比べる際も、グリップと組立後の長さをそろえると比較しやすくなります。シャフト単体の価格と、スリーブ・グリップ付きの価格を混ぜないことが大切です。販売店の商品説明
今の球がそろっている:交換を急がず継続する
今のシャフトを使い続けることも、立派な選択です。SPEEDER NX GREENやSPEEDER NX BLACKで、欲しい高さと打点がそろっているなら、その感覚を基準に残しましょう。交換する場合も元のシャフトを手元に置くと、ラウンドで違いを確かめやすくなります。
まとめ:高さを足すか、今の高さで振り心地を整えるか
低い球でキャリーが足りないならSPEEDER NX WHITE。高さは足りていて、切り返しの間や前へ押す感覚を重視するならSPEEDER NX GOLDを先に比べてみましょう。
候補が決まったら、今の重量に近い仕様と同じ完成長から選ぶと、違いをつかみやすくなります。商品ページでは最後にヘッド名・スリーブ・完成長を確認し、使える状態で届く1本を選んでください。

