フジクラMCIシャフトが合う人は?60・70・80の違いと選び方を紹介

フジクラのMCIは、カーボンと金属を組み合わせたアイアン用シャフトです。「スチールは重くなってきたけれど、振ったときのしっかりした感じは残したい」という方におすすめです。

90g前後のスチールから替えるなら80、もう少し軽くしたいなら70、軽量シャフトを使っているなら60から見ていきましょう。

この記事では、MCIの特徴や旧モデルとNEW MCIの違い、60・70・80の選び方を紹介します。

画像のシャフトはNEW MCI70 S。各ショップで希望の重量・硬さ・番手を選べます。工賃込みの商品はグリップ代も確認しましょう。
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1. MCIが合うのは、軽さと振り心地の両方を大切にしたい人

アイアンを軽くしたくても、今までと感覚が変わりすぎるのは気になりますよね。MCIは、カーボンのしなやかさを生かしながら、クラブの重心位置にも工夫を加えたシャフトです。

特におすすめしたいのは、次のような方です。

  • ラウンドの後半になると、今のスチールシャフトが重く感じる
  • 軽く振りたいけれど、切り返しでクラブの重さも感じたい
  • アイアンの球が低く、グリーンに落ちてから転がりすぎる

重さを変えたい方は、まず今のシャフトに近い重量から選ぶと絞りやすくなります。球の高さや止まり方を変えたい方には、スピンを重視して作られたNEW MCIが気になるところです。フジクラの製品紹介

今のアイアンで気になること 最初に見ておきたいモデル 選び方のポイント
90g前後のスチールが重くなってきた NEW MCI80 80g台なら、重さを少し残しながら軽量化を考えられます
80でもまだ重い。もう少し楽に振りたい NEW MCI70 R・S 70g台へ軽くし、しなりの感じ方も比べてみましょう
軽量シャフトを使っていて、カーボンも気になる NEW MCI60 R・S 60g台の軽さを生かしたい方におすすめです
重いスチールの重みが好き MCI90・100も含めて選ぶ 60・70・80に絞らず、今の振り心地に近い重さも見ておきましょう

軽いクラブに替えたときに、つい打ち急いでしまう方もいるでしょう。そんなときは、無理に一番軽いものを選ばず、重さを少し残すとタイミングを取りやすいか確かめられます。

2. フジクラMCIの特徴と、60・70・80のスペックを比較

カーボンのしなやかさを生かす「MCT」

MCIの特徴は、カーボンと金属を組み合わせた「MCT」という技術です。

カーボンシャフトは手元側に重心が寄りやすく、クラブを振ったときのバランスにも関わります。MCIは金属を組み合わせることで重心位置を調整し、カーボンの滑らかなしなりを生かせるように作られています。フジクラのMCT解説

スチールからの買い替えでは、重さと一緒に、切り返しでヘッドを感じられるかにも注目してみてください。軽くしても自分のリズムで振れると、コースでも使いやすい一本を選びやすくなります。

NEW MCI60・70・80の重さと調子

現在のNEW MCIは、60・70・80ともにRとSが用意されています。

モデル Rの重量 Sの重量 調子
NEW MCI60 63g 65g 中調子
NEW MCI70 73g 75g 中調子
NEW MCI80 84g 86g 中調子

数値は7番アイアン用のメーカー公表値です。フジクラ公式スペック

60と80では、同じSでも重量差があります。今のシャフトが90g前後なら80、すでに軽量タイプを使っているなら60というように、今使っている重さと並べると違いがつかみやすいですね。

旧MCIとNEW MCIは何が違う?

NEW MCIは、従来のMCTに新しい積層技術を加え、スピン量と振り心地の向上を目指したモデルです。旧MCIを使っていて「もう少し球を高く上げたい」「グリーンでもっと止めたい」と感じる方にも、買い替え先としておすすめしたい一本です。

旧MCIは2025年6月末で生産終了となり、その後は在庫分の販売になっています。ネットで探すときは、商品名に「NEW」が付いているかも見ておきましょう。フジクラの生産終了案内

画像のシャフトはNEW MCI70 S。各ショップで希望の重量・硬さ・番手を選べます。工賃込みの商品はグリップ代も確認しましょう。

3. 球の高さや止まり方はどう変わる?コースで気になるポイント

グリーンで転がりすぎる方にはNEW MCI

「グリーンには届いたのに、奥まで転がってしまった」。そんな悩みがある方は、飛距離と一緒に、ボールが落ちてからどれくらい転がるかも見ておきたいですね。

フジクラが公開している7番アイアンの試打では、旧MCIからNEW MCIへ替えた堀尾研仁プロのスピン量が約500回転増え、落下角度は42.3度から45.0度になりました。勝又優美プロでは、スピン量が約700回転増えています。

また、瀬戸晴加さんが自分のクラブとNEW MCIを打ち比べた試打では、ランが約3ヤード短くなりました。いずれもメーカーの公開試打による結果です。フジクラの試打レポート

NEW MCIは、グリーンに落ちてからの転がりを抑えたい方が、ぜひ打ち比べてみたいシャフトです。着地までの距離である「キャリー」と、着地後の「ラン」を分けて見ると、今のクラブとの違いが分かりやすくなります。

風やラフでは、どんな打ち方を考えればいい?

シャフト選びでは、きれいな芝の上からの一球だけでなく、普段のラウンドで困る場面も思い浮かべてみてください。

コースでの場面 大切にしたいこと
フェアウェイからグリーンを狙う キャリーで届き、落ちてから転がりすぎないかを見る
向かい風で球が高く上がりすぎる 一つ大きいクラブで振り幅を抑えたときにも、距離を合わせやすいかを見る
浅いラフから狙う 芝の抵抗があっても振り抜ける重さを選ぶ
深いラフから出す 短い番手で、まずフェアウェイへ戻すことを優先する
傾斜から打つ 大きく振り回さず、小さな振り幅でタイミングを合わせやすいかを見る

「軽くなったから思い切り振れる」だけでなく、小さめに振って距離を合わせる場面でも使いやすいか。それが、コースで頼れるアイアンを選ぶポイントになります。

4. ヘッドスピードや今のクラブから、重さ・硬さを選ぶには?

ドライバーのヘッドスピードと一緒に、今のシャフト名も見てみよう

「ドライバーのヘッドスピードは分かるけれど、アイアンはどの重さがいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、今のアイアンのシャフト名も調べてみてください。たとえば90g前後のスチールを重く感じているならMCI80から、80g台でも負担があるなら70から選ぶと、希望する軽さに近づけやすくなります。

一方、ヘッドスピードが速く、重いスチールの振り心地が気に入っている方は、90や100も見ておきましょう。一気に60まで軽くするより、慣れた重さに近いところから選ぶ方が、振り心地の変化を比べやすくなります。

スチールのSから替えるなら、Rも一緒に打ってみる

同じSでも、シャフトが変わるとしなりの感じ方は変わります。MCIを選ぶときは、今のフレックスと同じものに加え、Rも打ってみると違いが分かりやすいですよ。

清本美波選手はNEW MCI80Sより70Rが合い、Rでもしっかりした感触があり、切り返しでタメを作りやすかったと話しています。GDOのフジクラ特集(PR)

80Sを重く感じる方や、もう少ししなりを感じたい方には、70Rも気になる選択肢です。

100切り・90切りでは、ラウンド中のどのミスを減らしたい?

100切りを目指していて、後半になるとアイアンが手前に落ちることが増えるなら、最後まで振り切れる重さを大切にしましょう。朝一番に飛んだ一球より、疲れたときにも同じリズムで打てるかを見たいところです。

90切りを目指す方は、いつもの振り幅で打ったときのキャリーを比べてみてください。奥へこぼれることが多いなら、NEW MCIの高さや止まり方にも注目です。

7番が打ちやすくなったら、6番・8番との距離のつながりも確かめましょう。6番と7番の飛距離があまり変わらないなら、長い番手をユーティリティに任せる方法もあります。PWとウェッジの間も見ておくと、コースで「この距離を打つクラブがない」と困りにくくなります。

5. 迷ったらここから!NEW MCIのおすすめ3モデル

NEW MCI80:スチールの重みを少し残したい方に

90g前後のスチールが負担になってきた方には、まず80をおすすめします。7番用でR84g・S86gなので、重さを大きく落としすぎずに買い替えを考えられます。

軽くした途端に打ち急ぐようなら、70へ下げる前に80でタイミングを取りやすいか見てみましょう。

NEW MCI70:80よりも、もう少し楽に振りたい方に

80でも重さが気になる方には、R73g・S75gの70がおすすめです。少し軽くしたいけれど、60まで下げるのは迷うという方にも選びやすい重さです。

RとSで迷ったら、切り返しでしなりを感じやすいか、いつものテンポで振れるかを比べてみてください。

NEW MCI60:軽量シャフトの振りやすさを大切にしたい方に

すでに軽量タイプのアイアンを使っている方には、R63g・S65gの60が選びやすいでしょう。今の重さと比べながら、軽い振り心地のままカーボンへ替えたい方におすすめです。

購入する際は、NEW MCIの60・70・80のどれかに加えて、R・Sと使う番手まで選んでください。シャフト単品を買う場合は、交換工賃とグリップ代も合わせて予算を考えておくと安心です。フジクラ公式スペック

画像のシャフトはNEW MCI70 S。各ショップで希望の重量・硬さ・番手を選べます。工賃込みの商品はグリップ代も確認しましょう。

6. まとめ:MCIは、今のアイアンをどう変えたいかで選ぼう

フジクラMCIは、カーボンのしなやかさを生かしながら、振り心地にもこだわったアイアン用シャフトです。

90g前後のスチールが重いなら80、80でも重さが気になるなら70、軽量シャフトから替えるなら60がおすすめです。グリーンで転がりすぎることに悩んでいる方は、NEW MCIのスピンや球の高さにも注目してみてください。

今のクラブの好きなところは残しながら、困っているところを変える。そんな気持ちで選ぶと、自分に合う一本を探しやすくなります。

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